まとめにも書いたけど、2500円で仕入れたフレアツール。


フレアツールは冷媒管の接続部分を加工する工具。ラッパ状に加工してナットで固定する。

パッキンとかは無く、ナットを適正トルクで締めることによって、銅が馴染んで2MPa以上の圧力に耐える。(たぶん)

家庭用のエアコンはほとんど2分、3分(1分は1インチ÷8)


買ったやつはラチェットは壊れているけど、フレアはちゃんとできますと書いてあったので格安と思い購入。



しかし、雑に使われていたのか2分、3分に傷があった。

(今回は傷の出っ張りをペーパーできれいにして使った。)


出品時に写真も有ったので、ちゃんと見なかった自分のミスと思い諦めた。


工事には間に合わなかったけど、クランプバーだけ購入。




そして、どうせならラチェットも修理を。

ラチェットの構造も色々あるけど、これはこんなタイプ。


このガリガリ同士が噛み合ったり、噛み合わなかったりでラチェットに。
そして、それを切り換える部品が、


ハートばね?
純正は手に入らなかったので、同じ方式のラチェットの部品売りを流用。(自作する人もいる。)


そこに愛は有るんか的な感じにハートを入れ込む。


ハートのとがった所に蓋のピンを引っ掛けるように蓋をして完成。
しっかり切り替わる。


きれいにフレアができて完璧。


ちなみにフレアツールは無くても工事はできる。冷媒管は、定尺だけどすでに両方にフレアが加工してあるものが売っている。

昔の業者は定尺物を使って、無駄に長い部分はエアコンの裏とかに曲げて付けていたっぽい。
今は冷媒管が高いから?かみすぼらしいから?か、無加工の20m巻の両方を加工しているっぽい。