約20年前に買ったエアコンプレッサー。
中古の高圧コンプレッサーに買い換えたので要らなくなった。

保管しておこうとも思ったが、タンクからは錆び水も出ているので寿命と思い廃棄。

でも、ただ捨てるだけではもったいないので、解体しながら構造を知り、素材ごとに分別することに。


圧力スイッチ。
導管からのエアの圧力とばねの反力で圧力を検知して切れる。


始動コンデンサと運転コンデンサ。
始動は単相モーターの始動用に必要、回転し始めたら、遠心力で切れる仕組みになっていた。
運転は運転を安定させるため。(たぶん圧力が上がったら負荷が増えるため)


マジンガーZのように上下で分割。
タンクは錆びているけど補助タンクにしようかな?


シリンダーのヘッド部分。

長くて薄い鉄板が弁。弁に圧力がかかり、しなることによって隙間を閉じたり開いたり。



ピストンとピストンリング。
コンプレッションリングとオイルリングが付いている。


クランク。


モーター。


ローターとステーター。


ステーターから銅を取り出す。
ステーターは銅線と薄鉄板の塊で重い。
ステーターは渦電流を抑えるために薄鉄板を重ねて作る。なので、解体中は手を切らないように注意。


銅は1.5kg、鉄は15kg、アルミ少々くらい。


大体、鉄と銅で2千円ちょっとにはなるかな。
貧乏な私の趣味を維持するための資金源へと生まれ変わる。