大邱出張2日目 | 想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム

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ビジネス、ランニング、とにかく取り組んでいること、何かの糧になる?ことについて書き綴っています。多少の個人的な見解と偏見はご了承ください!

インターブルゴホテル、部屋の窓は開けられないのだが、

その向こうに広がるのはいくつかの銅像・・・

昨晩もうっすらと見えていたのだが、ちょっと怖い感じもする。


インターブルゴ銅像


商談会は同じインターブルゴホテル内の会場で行われる。これは非常に楽。

地方の商談会はホテルと商談場所が同じであるのがよい。


ソウルとかプサンだとどうしてもホテルと商談会は別。

そのため、かなり早くホテルを出発したり、戻りが遅くなったりする。

その点地方は便利である。


商談会


商談会は2週間前に慶州であったところがサンプルを持ってきてくれたり、

新しい会社とも7社~8社、打合せをすることができて、有意義に終了。

今後取引にまで発展するかどうかはわからないものの、コンタクトをできるだけ多く、

そして真面目に行っておくことが、今後の役に立つ。


本当はこの日はすでに取引をしている業者の都合がつけば

一緒に夕食に行くはずであったが予定が合わず、結果的に一人で。


ホテルの周りには何もないと聞いていたので、

仕方なくタクシーで大邱市内へ行くことにする。


そしてタクシーに乗り込んで出発して、10mもいかないうちに窓を叩くおじさん。

すると運転手に何やら話しかけて、助手席に座る。

こちらには全く気を払わず、行ってくれ、みたいなことで、

運転手に直接数千ウォンを払っている。


こちらはいきなり見知らぬ男が乗り込んでくるし、

こんな体験はもちろん日本ではしたことがない。

これもまたザ・韓国なんだろうか。。。


3分ぐらい走ったところで男は下車。

どうも近場のバス停まで乗せてほしいということらしく、

今度は出発しようとしているバスのドアをどんどん叩いて乗せていた・・・。


その後、運転手さんと私は二人になったのだが、

ちょうど夕方の6時過ぎで、かなりの渋滞で、

ちょっとは進んでは止まるを繰り返す。


一番の繁華街へ行くことにしたのを後悔。

そちら方面に行くのはこの時間、混んでいるに決まっている。


仕方ないので、運転手さんに「車が多いですね!」

とか「毎日ですか?」とか簡単な韓国語で尋ねてみた。


すると今まで黙っていた運転手がしゃべる、しゃべる。

これは日本でも同じような感じだが、こちらが韓国語をわかると思っているのか、

矢継ぎ早に話かけてくる。


内容は半分ほどはわかるが、どうもこの時間は渋滞がかなりひどいし、

明日(金曜日)はもっとひどいよ!ということ。

日本にも行ったことがあるが、韓国の方が渋滞はひどいよ!と言っていた。


正直混んでいるので、途中下車して食べようと、

運転手さんがおすすめする大邱の有名料理を聞いてみた。


するとプルコギだと言うので、店を教えてもらおうと店名を聞くと

店名だけ教えてくれる。

「いやいやそこに連れて行ってよ」という韓国語がわからいので、

車はどんどん進んで、目的地の東城路(トンセンノ)あたりまで来てします。

このあたりは本当に中国人、日本人、それにカップルが多いよ!という運転手さん。

普段なら15分のところ、40分近くかかって、11100ウォン。


結局トンセンノをいろいろ歩いてみたけど、

繁華街といっても目的もなく歩くのはなかなか厳しい。

町には中国人大歓迎!の垂れ幕が。。。

もうすっかり韓国は日本よりも中国である。

大邱の町



食べ物も一人で食べられるものが少ないので、

若者でにぎやかなこの場所だと鍋とか焼き物とかが多く

一人で食事をするのはなかなか厳しい。

しかしいろんところで行列があるのだが、寿司屋なども行列ができている。


行列その2


しかしここまで来て寿司を食べる気にもなれず、多少残念であるが、

ピビンパを食すことに。

しかもこれは全州ピビンパである。

全然大邱のものではないが、致し方ない。

せっかくなので日本ではなかなか食べられなくなったユッケピビンパにした。





しばらく町の中を歩いて、人気のない方へずんずん進んで行ったものの

歩いて帰れる距離でもないので、コンビニによってビールと水を買ってから

再びタクシーを拾う。


帰りのタクシーでも、行先などを韓国語で言ったせいもあって、

「中国人か?」と聞かれたので、「いやいや日本人です」と答えると、

「そうか、そうか日本人か、マツザカ知ってるよ」

みたいなことを言ってくる。


どうも運転手は野球が好きなようでMLBとかいうので、

そうそうイチローも日本人だ、と言うと、そうだ、知ってる、知ってる、と。

「じゃ、オスンファンは知ってるか?」

と言うのでもちろん知っているし、彼はすごいよ!と言うと、

「イデホは知ってるか」

という話になり、終始野球の話がホテルまで続くことに。


ろくに韓国語がわからなくても、野球好きで選手の名前を言うとわかるところがいい。。。


まあ、ぼられないようにするための手段でもあるのだが、

話好きの運転手なら話をするために遠回りをされたりしても困るので、

そのあたりはどうなんだろうか。。。

帰りは5800ウォン。

若干ホテルの方へ歩いたとは言え、渋滞がなければこれぐらいの値段である。


明日も予定ではミーティングがあったが、キャンセルになったので、

10時ぐらいにプサンに向かう予定で、朝7時ぐらいから走る予定。

ホテルの前が長い川が流れていて、散策路もあるので、そちらを走ろう。