昨日、播磨屋ステーション
に行ってきました。フリードリンク、フリーおかきがあるおかき販売のお店です。
が、写真を見てもわかるとおり、おかき販売スペースよりもフリースペースの方が圧倒的に広く、多くの人が、コーヒーやジュース、お茶を飲みながら、おかきをいただいています。これらは無料です。
まずは写真左奥にあるカウンターで、トレイをとります。そして紙コップサーバーからコップをとり、そこへコーヒーやオレンジジュースを注ぎ込みます。小さなプラスティックの小皿がありますので、それをトレイにのせ、おかきバーと呼ばれる円形の台にあるおかきのビンからおかきを取ります。おかきは8種類ぐらい載っています。
フリーではありますが、おかわりはできません。またアナウンスで良識の範囲でお一人様一枚ずつとってくださいとエンドレスで流れています。「非常識な人がいたら、笑って肩をポンと叩いてあげてください」という抑制力のあるアナウンスもあります。
そしてこのトレイを取ると、フリースペースにあるテーブルで召し上がるというわけです。
もちろんフリーで食べたからといって購入の義務が発生することはありません。現に私が入ったときもほとんどの人が購入することなく、店を後にしていました。
テーブルには桃の会という次回来店時から5%引きになる申込用紙があります。カードは次回来店時にもらえるシステムです。もちろんこの申込も必須ではありません。
フリードリンク、フリーおかきで採算は取れるのかどうか、わかりませんが、人件費や地代などを考えると、なかなか勇気のあるマーケティング手法だなぁと感心してしまいました。
店頭入口にはギフト用のパンフレットとともに、代表取締役の播磨屋助次郎氏
が書かれた「大いなる自由へのいざない」というパンフレットもおかれていました。そこには運営コンセプトとして10代~30代の若い人たちに日本古来からある伝統食品のおかき・せんべいを広くPRしたいとあります。そしてもう一つ、地球環境の重大性や緊急性を正しく伝えて、抜本的完全解決策が実在し、リアルタイムで進捗を広報するため、とあります。
このパンフレットも播磨屋ステーションを知る意味では一読した方がいいように思います。とにかくお店は明るくてきれいですし、おかきやということを全く感じさせないショップです。この播磨屋ステーションの販売戦略はまだまだ続くようですので、ぜひ見かけた際は立ち寄ってみてください。