大人の自由研究 カブトムシの飼育と産卵 | 想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム

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この夏、ひょんなことからカブトムシを育てることになりました。

いまから1ヶ月ぐらい前になるでしょうか。夜道を自転車で走っていると、前方の路上で妙なガサゴソ音がします。近づいて見るとバサバサという音とともに、黒い物体がうごめいていました。

その場所で自転車を止めてみてみると、体長8cmぐらいのオスのカブトムシがひっくり返ってのた打ち回っていました。

「なぜこんな舗装道路にカブトムシ?」

と疑問には思いましたが、とりあえず子供が喜ぶだろうと拾い上げ、手に持ちながら家路に着きました。


子供も喜びましたが、久しぶりにカブトムシを我が家に迎えて、こちらのテンションの方が上ってしまい、「やはりつがいで飼わなくては・・・」ということで、近くのペットショップでメスを飼ってきて、交尾させました。幼い頃、幼虫を飼っていて、成虫にさせたことはありましたし、昨年もホームセンターでもらった幼虫を成虫にはしましたが、卵を産ませたことはなかったので、ちょっと挑戦してみようと思ったのです。

そして交尾自体はうまくいったと思うのですが、なぜかメスは3日ぐらいで死亡してしまい、飼育ケースをひっくり返して産卵の確認をしてみたのですが、どうもそこまではたどり着けなかった様子でした。

「まあ、仕方ないか」と思っていたのですが、オスの方はまだまだ元気でケース内の暴れん坊ぶりでしたので、日程的にも最後のチャンス、ということで新しいメスを再度購入してきてあてがっておきました。

前妻の時はかなり頻繁に交尾をしていて、明るい昼間でもおかまいなしだったのですが、前妻の死に反省したのでしょうか、後妻にはあまり興味を示していないように傍目には思えました。

そんな風に新しいメスとの同居生活がスタートして10日あまり、今から1週間ぐらい前でしょうか、今度はオスが微動だにしなくなって死んでいました。

メスは地中に潜ってはいたのですが、毎日かなりの頻度で地上に出てはエサをほおばったり、小バエ防止シートを破ったりなどしていましたので、これは交尾もうまくいかず、産卵はしていないのでは・・・と思っていたのです。

そして本日、ケースの底を見ていると、なんだかうごめくうじ虫のような物体が・・・これはまさしく初令幼虫ではないですか。そしてもしやと、土を軽く掘り返してみると、ピンポン玉のような卵が・・・(もちろん大きさは直径3mm程度です)。

この年になって初めて、カブトムシの卵を見ました。感動。まるで、夏休みの自由研究をやっているかのようですが、ちょっと他にもないか見ていると、いくつか卵がありました。気のないフリをしていたが、やっぱり夜中にちゃんとやることやっていたようです。

すでに孵化しているものもいるので、早速メスを飼育ケースから出して隔離。飼育ケースの中には産卵に備えたマットも入れておいたので、全てが孵化するまでとりあえず飼育ケースに入れておくことにしました。数えると、卵が32個、孵化した初令幼虫が6匹。なかなかすごい量です。


想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム-カブトムシの卵

それにしても、40手前で、カブトムシを飼育し、産卵させたりするとは思いませんでした。でもこういうのは楽しいですし、ロマンもありますね。子供にも何かと教えてみたりもできます。

二令や三令、さなぎ、成虫までうまく育て上げることが出来るか、楽しみです。


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