宇宙から見たら、私たちの周波数は高くなり、目覚めた人の存在は、光り瞬く銀河のように地球のここかしこに点在して美しく輝いて見えるのでしょう。何かの記事でもそのようにあったので、実際に私たちは自らの光で世界を明るくしているのだと思います。

そのようなアセンションに至るプロセスに於いて留意することについて述べているのが、以下の記事です。

「アセンションのプロセスは、思い込みや自己欺瞞といった大きな危険性をはらんでいる。自己欺瞞は「霊的エゴ」とも言うべきものに起因しており、実際にアセンションへの道において増大する可能性がある。」

「上昇螺旋を進むうちに能力やパワーが増してくるため、チェックを怠ると、霊的エゴが独善的で傲慢になりやすくなる。洞察力や謙虚さを欠いた状態というのはとても危険だ。人を見下したり分け隔てしていると、高められた気づきの状態から陥落してしまうからだ。」


これは、『ハトホルの書』からの引用された言葉で、自戒の意を込めて、ここで紹介します。

「ハトホル」について、ウィキペディアには次のように説明されています。

太陽神ラーを父に持つ。配偶神は父でもあるラー、天空神ホルス(大ホルス)、鰐の神セベク、ミイラ作りの神アヌビス。 ラーとの間にホルス(大ホルス)、小ホルスとの間に音楽の神イヒ、セベクとの間に月の神コンス、アヌビスとの間に戦いの神ウプウアウトを成した。他にも多くの神の夫となり、子供と考えられた神がいる。

           Hathor.svg



ハトホルは、生命エネルギー(プラーナ)のことを「カー」と言います。

3次元肉体という物質的エネルギーと併せて存在する「プラーナ」を取り込んだのが「カー」というエネルギー体。オーラのように身体を楕円状に囲むイメージでしょうか。この「カー」が上昇したので、私たちの光が銀河のように見えるのでしょう。

 

 

 


以下、抜粋添付。

アセンションの上昇螺旋。これも、とてもとても大切なことよねと、「ハトホルの書」から要約してみます。

アセンションとは、すべてのレベルにおける覚醒と自己統御を達成するプロセスであり、自分という存在の全体を上昇させる必要がある。私達(ハトホル集合意識)はアセンションをそう解釈し、何千年もの間、そして今現在もそのように実践している。

「アセンションの上昇螺旋」とは、高次意識への自覚をともなう移行のプロセスを表すのに、私達が用いる言葉だ。螺旋状の上昇のプロセスが始まると、あなたの肉体・他者との関係・他への奉仕といったことのすべてが高められ、私達の解釈によれば高まるのは思考だけでなく、すべての事柄に及ぶ。上昇が始まると、「磁石」とも言える四つの関係(自己の肉体との関係・他者との関係・奉仕活動との関係・「聖なる元素」との関係)における変化が観察されるようになり、それに基づいて自分の進歩が確認できるようになる。

「私の人間関係に、今何が起きているのだろうか。それは率直で意義あるものだろうか」と自問し、人との関係が上向きでより曇りのないものになっているなら、それはあなたが上昇螺旋にそっていることを極めて明瞭かつストレートに示している。自分自身では非常に進化していると感じても、もし人間関係に問題が多くて困難や不調和を生み出しているとすれば、あなたの勘違いだったことがわかる。

「アセンションのプロセス」と呼ばれるところに踏み込んだ人の中には、個人的な人間関係やその学びの機会から自分を遠ざけるほうに進んでしまう人もいるが、そういう人々に申し上げたいことは、本当にアセンションの上昇螺旋にそっているのか、それとも単にそう思い込んでいるだけなのかを教えてくれる、もっともパワフルな鏡もしくはフィードバックを切り捨ててしまっているということだ。

アセンションのプロセスは、思い込みや自己欺瞞といった大きな危険性をはらんでいる。自己欺瞞は「霊的エゴ」とも言うべきものに起因しており、実際にアセンションへの道において増大する可能性がある。上昇螺旋を進むうちに能力やパワーが増してくるため、チェックを怠ると、霊的エゴが独善的で傲慢になりやすくなる。洞察力や謙虚さを欠いた状態というのはとても危険だ。人を見下したり分け隔てしていると、高められた気づきの状態から陥落してしまうからだ。霊的エゴは、アセンションのプロセスを開始すると同時に現れる、実質的な問題となり得る。人間関係が重要な要素と見なされる理由もそこにある。なくてはならない明晰さと安定性を欠いたまま、更なる高次のエネルギーを活性化させるのはあまりに危険性なことなのだ。

アセンションの上昇螺旋の概念を把握しやすくするには、図にあるような、四つの基点をもつ正方形の底面と尖った頂上の均衡のピラミッドをイメージすると良い。


     


そして底面のいずれかの基点から頂上に向かって螺旋が伸びているのを想像する。どのような上昇螺旋も基点のいずれかより伸びていくので、そこには四つの可能性がある。実際、螺旋は基点の一つから伸びることも、四つ全部の基点から伸びることもできる。

たとえば他者との曇りない肯定的な関係を培うことからこの螺旋のプロセスに参入することも可能だし、奉仕にたずさわる最高のヴィジョンから参入することも可能だ。同様に、自分の生命力を養うことや、土・火・水・気(空間)という「聖なる元素」との明確な関係を築くことから螺旋を上昇させていくこともできる。よって人は四つの螺旋を持つことが可能なのだ。

それらは一つずつでも、四ついっぺんにでも、上向きに伸ばしていける。もちろん一緒に伸ばせるなら、それが一番パワフルだ。もしも四つの螺旋が同時に上昇するというパワフルな共同作用を使うことができれば、意識の大幅な成長が見込めるだろう。なぜなら、アセンションの上昇螺旋には終わりがないからだ。アセンションの螺旋は上向きに無限に広がっていく。あなたが到達できる高みに限界はない。

しかし定められた時間内に四つの螺旋によって意識的に進化を遂げたいという場合、その進化の速度はバランスがとれてなければならない。それには、四つの分野のどれもなおざりにせず、同時に意識と能力を同等のレベルまで到達させることだ。

「カー」(霊的ツイン)を高め、人間関係を高め、仕事を高め、元素を高めれば、その結果基盤が上昇し、あなたはバランスのとれた状態になる。どれか一つでも注意を払わずにいると窮地に陥り、ピラミッド底面の角にあるはずの土台が欠落し、それ以上は上昇できなくなるので、安定した成長を遂げるためにも、ピラミッド底面の四つの基点をすべて向上させるのがベストだ。

その方法としては、四つの分野や状況のそれぞれで、最高次の可能性に身をゆだね専念することだ。だれかと交流をもつときは、最高の状況イメージに自分をゆだね、そのイメージから行動する。

自分の生命力のエネルギーとの関係においては、何が自分に起きていてもその現実(リアリティ)をまず受け入れ、その向上に努める。個として最高のエネルギーと健康を手に入れる可能性に自分をゆだねるなら、正しいライフスタイルを選択し、その可能性が実現するような行動をとるべきだろう。

四つの分野それぞれで最高の可能性に自分をゆだねることによって、四つの分野すべてが調和してくるようになる。最高次の可能性を意図することはバランスのとれた周波数への移行をうながし、適切に取り組めば調和したものになるだろう。          

いずれにせよ、人生におけるこの四つの分野を深く省み、そこでの成長を選択するということは、ふだん多くの人がしていることとは、かなり異なると言える。

アセンションの螺旋を上っていくプロセスにはエネルギーがいる。人類の多くが選択しているようにただ昏睡状態あるいは無意識状態でいるほうが、はるかにたやすいのだ。螺旋を上ってより高次の領域に入るにはエネルギーが必要だ。なかには、高次の意識状態への移行はしごく簡単なもので、思考さえめぐらせば、ほかには特に何もすることはないという考えがあることも知っているが、わたしたちは幾千年もの歳月をかけ、それが真実でないことを学んでいる。努力は必要だ。

現在はその道のりに上昇をうながすような恩恵がはたらいているが、変化と成長を拒む部分を突き抜けて邁進する努力はまだまだ必要なのだ。そして上昇するエネルギーの獲得を可能にするのが「カー」だ。豊かな「カー」と生命力があってはじめて、思考を澄ませて感情のバランスをとる力が得られる。

あなたには他者とよりよい関わりを育むためのエネルギーが必要だ。それがなければ人間関係における最高のヴィジョンにみずからをゆだねる可能性も生まれない。実際、生命力が充分でなければ人は枯渇してしまい、関わりをもつことさえ不可能になる。わたしたちが「人は〈カー〉を培う、生命力を養わねばならない」という基本概念から話を始め、その点を強調しつづけているのは、そうした理由があるのだ。

あなたが自分の生命力を尊ぶのであれば、それと同じように人々と関わる機会、生涯をかけた仕事の機会、元素に対する十二分な気づきの機会をも尊ぶようになるのは自然なことだ。こうした姿勢が組み合わさって螺旋にそった上昇をうながし、あなたは安定とバランスの新しいレベルに達することになる。ただひとたびそのレベルに到達すれば、さらにマスターすべき別のレベルが現れる。実際、どれほど自己統御できた存在になるかという選択に終わりはない。

わたしたちも学んできたことだが、いったん一つの自己統御レベルを成就すれば、あなたの前には新たなレベルが開かれ、もし望むなら次なるレベルの螺旋を上がるかどうかの選択ができるのだ。ただしそれには、均衡のピラミッドの四つの要素すべてを高めていることが前提になる。