ダグラス・オブ・ドラムランリグ その2
昨日の続きです。
なぜ日本でプライベートストックの
現地でしか手に入らないボトル達が
売られる事になったかというと
2003年 8月27日
美術品のコレクターとしても
世界的に有名だったブクルーク公爵
彼の数珠のコレクションの中で
歴史的にも金額的にも
最も価値のあった作品の一つ
ルネサンス時代の名画
レオナルド・ダ・ビンチ作「糸車の聖母」
この作品が
ドラムランリグ城から盗まれてしまったのです。
当時、世界的なニュースとして取り扱われました。
絵の推定価格は60億円とも70億円ともいわれています。
この事件の損失を取り戻すために
ブクルーク公爵は
ウイスキーのストックを放出することを決意するのです。
このシリーズがリリースされた時
ブクルーク公爵から
「少しでも多くウイスキーを日本の皆さんに買って頂き、損失を取り戻したい。」
とのメッセージが輸入元に届いたそうです。
ちなみに「糸車の聖母」は
2007年にイギリスの北部グラスゴーで見つかり
英スコットランド警察当局によって回収されました。
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