僕は、昨日に引き続き、もう一度、言おう。
「恐るべし、集英社オレンジ文庫・『短編小説新人賞アンソロジー』!」
、と。
泉サリ「林ちゃん」を読みました。
講評に「只者ではない」と作者と、この作品を評していたけれど、
僕もすこぶる同意してしまう。
うん。その通り、タダモノじゃないぞ、と。
ごく普通の主人公に、ごく普通の生活をさせて、ここまで先が読めない話が書けるんだ。
ラストの怒涛の快進撃、講評通り「桁外れの描写力・筆力」「桁外れの展開力」。
ことごとく予想を覆す筆力と展開に、読み手としては、呆然となります。
しかも、少しも不自然さを感じさせない進撃。
「待って、待って」と、ページを捲る自分の指に呼びかけたくなるじゃないですか。
ラストの1行、そこで終わるか!
いや、この物語なら、そこで終わらないといけない、と、しばらくして納得。
集英社ノベル大賞の『みるならなるみ』は買ったんだけど、まだ未読。
まさか古本で出していないよな。
これから必死で探します。
この泉サリさんの違う小説を読みたい。
中毒、いや禁断症状になってしまう。
で、理性を取り戻して、昨日の報告。
昨日はタイトな1日。
午前、近くの小学校の開放教室のバドミントン・コーチで小学生を教えて、すぐ帰宅。
午後、京都芸術大学のオンライン文芸サークルGrafのメンバーと、1,000字の創作作品の合評会。
中には、僕より上手い人が何人もいて、感心。
夕方に、京都芸術大学の文芸コースの、入学希望者向けの無料のオンライン特別講座に参加・視聴。
(もちろん、僕は同コースを、もう卒業しているから、対象者じゃないけど、受講できますから。
13年前とは、かなり内容が変わっていて、僕がお金持ちで閑人なら、再入学したいぐらい)
小説の文学賞についてで、ほとんどは既知のことだったけど、細かなニュアンスは、なるほどと思いつつメモ。
面白かった。
来週、別の特別講座があります。
それも潜り受講。笑
しつこく言いますが、オープン参加なので違法じゃない。
宝くじ、1,000万円当たったら、再入学しようかしら。
いや、たぶん、大学院へ行くな。
夜は、暁方ミセイさんの詩の教室をオンラインで受講。
昨日で、僕だけでなく講座が最後でした。
4月から第2期ありとのこと。
暁方先生の授業は楽しかった。
でも、もう詩の教室を、どうやら受けるレベルでは、自分自身がもうなく、先生に甘えていてはいけないので、受講しません。
繰り返しますが、特に、個々の自分の作品をどうこうする合評形式は、自分に合わなくなっています。
まだ未受講の方のは一度は受けると思いますが、既知の方々では、荒川洋治先生とマーサさんのもの以外はウケないだろうと思います。


