日記その11で、土台と柱をとめつける金物の話をしました。
今日は、耐力壁の話です。
耐力壁・・・地震の揺れに対し、耐震性を高めるために
筋交い(すじかい)というものを入れます↓
斜材、バッテンの部分です。
×に入っているのを筋交い(ダブル)
片側だけに入れる場合もあり、こちらは片筋交い、と言います。
写真の部分は、建物の角で力のかかる部分なので、
筋交いを多めに入れました(ダブルで)。
角柱のところに見えている金属の棒が、
日記その11で説明した、ホールダウン金物。
筋交いの入る壁は固いので、大きな地震の時に土台から
壁自体が抜けようとする力(引っ張り)が働くので、
この引っ張りにホールダウン金物が対抗します。
対して筋交いは圧縮と言って、上からつぶそうとする力に対抗します。
土台のところに水平に三角に入っている木材、
これは『火打ち』といいます。
これは、水平方向(床)の直角を維持するために入れるもの。
水平方向のゆがみに対抗するわけです。
まあ、それぞれに役割があるということですね。
最近では、筋交いに替わり、柱と柱の間を構造用合板と言って
板状のもので固めるやり方も多く見かけます。
それぞれに、耐力壁として許容耐力の数値が違い、
事前に構造計算にかけ、どこにどのようなやり方で耐力壁をつくるか・・
窓との取り合いも考えながら、また、上下階のバランスも考えながら
決めていくことになります。
