プリンスアイスワールド4/27夜公演に行ってきました。
かなだい(村元哉中/高橋大輔)の新プログラム『Symmetry』、素晴らしかったです。時間とお金があればリピート鑑賞したかった!
コンテンポラリーダンスっぽさのある振り付け。かなだいの二人がマシュー・ボーンのロミジュリを観に行った時期だし、何となく影響あるのかも、と思いました。
何か具体的にこれを表現している、という明確なものはわからないのですが、それもまたコンテンポラリーっぽい。
少し悲しげな音楽にのせて、流れるように進む演技。
今までは、リフトに入る時にこちらも少し緊張していたのに、緊張する暇もないくらいスムーズ。
しかもそのリフト、初めて見るものがいくつもありました
昔は(大輔さんが)嫌がっていたダンススピンもやっている!
二人の同調性も上がっているし、一つ一つの動きに訴えかけてくるものがあるので、一瞬たりとも目が離せません。そういう動きがシームレスに繋がっていくので、あっという間に終わりました。
映像で断片的にならネット上でも見られるけど、通しでもう一度、いや何度でも観たい。
アイスダンスチームとしてのレベルアップを感じましたし、凄く高いレベルのスケートを見たことは間違いない。スケートの特性を活かした振り付けでもある。
それにもかかわらず、スケートを見たというよりも、身体表現を見たという感覚でした。
かなだいでもソロでも他のスケーターでも、こんな感覚になったのは初めて。
スケートは目的ではなく、表現の手段だということが明確になったからでしょうか。競技の時と違ってルールの枠内でエレメンツをこなす必要がないから、そちらを意識せずに表現を追求できる。
あと、かなだい二人のセルフコレオなので、振付の意図と表現が直結してて伝わりやすいのかもしれない。
衣装も良かったです。二人合わせて曲名どおりのシンメトリー。性差の少ないデザインにしようとすると女性が男性的な格好をしがちだけど(そのほうが無難)、色の選択も含めて、敢えて別方向にいくチャレンジ精神も好きです。
明日はジェイスポ4で放送されるかな。楽しみ
遠くからのスマホ画質ですのでご容赦を。
氷艶も頑張って下さい