毎年のことですが楽しかったです!
幅広い世代のスケーターがいるのがこのショーの特徴。
Dear Kidsも、Get the Chanceも、若手からはフレッシュなパワーと、表現しよう、という強い気持ちが伝わってきます。
三宅星南君の新しいフリーは青い衣装が素敵
曲も好きだし、どう仕上がっていくのか、シーズンが楽しみ。
最古参の一人、本田武史さんの新プロも良かったです。彼が世界の第一線で戦っていた時代を思い出しました。
世界選手権で2回もメダルを取ってくれて、日本男子が世界で戦えることを示してくれたスケーター。今の現役選手たちとは違うスタイルの演技だけど、その時代ならではの味があるな、と思うようになりました。
鳥が巣から飛び立っていく様子を描いたグループナンバーは、村元哉中さんの背中の美しさを堪能
最初は鈴木明子さん以外の人たちが鳥(雛鳥?)とは気づかず、鳥の巣の人たち、(最初の照明はそんな感じなんです!)、みんな綺麗だなあ、なんて思ってましたよ
特にこのグループは表現力のあるスケーターが揃ってるのでみんな良いです。ケイトリンの振り付けでした。
ステファン、哉中さん、ポジェくん、大輔さんの4人のポエタはすごい迫力。
まずはステファンのソロ、さすがです
その次は哉中さん、そしてポジェ君が出て来て二人で踊ります。
この二人、練習期間は数日だと思うのに、普段から組んでいると言われても納得しちゃうようなカップルぶり。難しそうなリフトとかさらっとやってます。それぞれの技術が高いからなんだろうけど、凄いわ
あと、哉中さんの衣装素敵です。この前読んだ衣装本(「華麗なるスケート衣装の世界Ⅳ」)で背中のあき方にこだわりがあるとお話していたけど、さっきの鳥プロと合わせて納得でした。美しい。
最後のステファンと大輔さんのパートは、大輔さんの眼光の鋭さに震え上がりました
ステップでの決闘です。
以前のインタビューでアイスダンスの靴だと(ソロでの)スピンが怖いと言っていたんだけど、結構早く回っていたのでびっくり
とにかく凄い盛り上がりでした!
楽しい抽選タイム(聞いているとグッズを買いたくなるのでお財布にはよろしくない)を挟んで後半に入ります。
ウィーバー&ポジェは、明るいダンスナンバー。けれどそれだけではなく、楽しかった夏祭りが終わる時のような、ほんのちょっとの寂しさとか切なさとかも感じられて、このショーにぴったりのプログラムでした。
鈴木明子さんの新プロは衣装も滑りも素晴らしかった!どんな曲でも細部まで行き届いた表現をする人だけど、タンゴが一番ハマってると思う。
ジュンファンくんは競技の時よりもノリノリでマイケル・ジャクソンを演じ、大いに盛り上げてくれます。エキシプロの時はのびやかで、見ていて気持ちの良いスケート。
かなだいのアフリカンな新プロは、この2人だからできること、アイスショーだからできることが沢山詰まったナンバー。
シングル競技経験者だからソロスピンもジャンプもやっちゃいますよー
スピンの哉中さんを大輔さんが受け止めるところとか、大輔さんが反って哉中さんが支えて戻すところとか、ビックリしました。その他にも見たことのない、面白い動きがあちこちに。振り付けのシェイリーンは本当にアイデアが豊富。
そういえば哉中さんもダンスの靴でスピンやってる。転向してから結構経つのに、凄いなあ。
そしてリフトもちゃんとやります
現地ではひたすら楽しんだけど、膝をつく動きもあったし、右膝大丈夫かしら、なんて今になってふと思ったり。
そして四方にアピールしながら踊る踊る。
日テレプラスの中継だと南と東からのカメラだったけど、北と西からのも見たいなあ。
アフリカンプリント?の衣装も素敵
2人ともパンツスーツだけど完全に同じというわけでもない。哉中さんの裾の広がり具合と大輔さんの黒インナーの斜めカットがお気に入りです。
大トリの荒川さんのソロも、元々のスケーティングとポジションの美に加えて、腕の使い方が印象的。コンテンポラリーとかパントマイム的な動きを、歌に合わせた美しい所作で表現してました。
荒川さんにとっても、振り付けの哉中さんにとっても新境地なんじゃないかしら。私は好きです。
シェイリーン振り付けのフィナーレもすごくよかった!
曲は「This Is Me」。
衣装の使い方が良いです。楽しそうに踊るスケーターたちの笑顔が最高でした。
最後の周回では常に踊っているかなだいが見られて嬉しかった
(動きが速いので撮るのはむずい)
明日(10/1)は地上波の日テレで流れますね(関東のみ)。時間枠の制約があるから全部ではないだろうけど、楽しみです!