日光公演の初日を現地で見てきました。
同じ関東だから何とかなるだろうと軽い気持ちでしたが、遠かった!
いや、でもいいところでしたよ。綺麗だし、スタンド席でも見やすかったです。
日光霧降アイスアリーナは、アイスホッケーチームのホームリンクだそうです。
北米にリンクが多いのはホッケーが盛んだからとか何とか、町田さんの本に書いてあったような。
リンクを出たところの眺めも良い!
愛知公演も配信で見たんですが、それとは違うプログラムを滑ってくれるスケーターが多くて、新鮮でした。
やっぱりエイモズくんのスケーティング好きだなあ、とか、キーガンのバックフリップ凄い!とか、とか思いながらあっというまに時間が過ぎていきます。
かなだいは赤黒衣装のソーラン節。競技プログラムだとリンクが狭く感じるのと、競技当時を思い出してちょっと緊張
しかし、本当に独創的なプログラムだなあ。
ダンスレッスンは坂本花織さんの「間違いとか気にしないで、楽しんだらそれが正解!」というお言葉に力をもらい、ワタワタしながら、でも楽しく踊りました
こういうのは楽しんだ者勝ちですよね。会場の皆さんも楽しそう!
ダンスバトル(氷)はパフォーマンスの奇抜さ、仮装のアイデア、踊りのバリエーション、盛り上げ方…と多様な要素があるのでダンスだけでの対決ではないのかもしれないけど、
「まあ、楽しいし、スケーターも楽しんでいるみたいだからいっか!」
となっちゃいます。
私が観たときは三原舞依vsギョーム・シゼロン!舞依ちゃんが衣装替えを披露して元気いっぱいに踊り、勝利しました。ギョームさんの着ぐるみも可愛い
その後の陸ダンスは、配信と現地に加え、TikTokでも見られたので変化がよくわかりました。
最初はそこまで期待してなかったのに、日光で見た後はもう一度見たい!となり、TikTokもそのためだけにダウンロードしちゃいましたよ。
最初の名古屋では
ジュンファンくん上手い!マリニンくん頑張れ〜!
大輔さんやっぱ凄い!エイモズくん可愛い
という感じ。
次の日光では、大輔さんが振り付けを完全に体に馴染ませたからなのか、更にノリノリ、躍動感たっぷりに踊ってました。
但し、その分相方のエイモズくんが遅れをとっているように見えてしまう。音の取り方の個性が違うだけ(多分)で、彼も十分上手いのに
大阪ではそのズレを修正して、全体的に2人の動きの調和がとれてました。ユニットとしては間違いなく進化だけど、日光を見た後だと、大輔さんの個性が薄れてるように感じてしまってちょっと寂しい(←贅沢)
そして最後の盛岡では、それぞれの個性を出しつつも適度にシンクロする、という良いバランスになった気がします。
大輔さんはメリハリとか緩急とかが絶妙で、一つ一つのポーズが、自然でありつつもばっちりキマってる。
エイモズくんも動きに愛嬌があるし、わざと転んだり、リフトされて手をパタパタしたり、小芝居が上手いなあ。
私が見た時は別のプロでしたが、彼の今季のフリー、ボレロなんですね。フランス人の滑る本家本元の(?)ボレロ、楽しみです!
ちなみに日光では舞台を横から見る席だったので、エイモズくんが大輔さんよりも前傾姿勢なのがわかりました。背中は2人とも真っ直ぐだけど、腰のところで曲がる角度が違うような。
大輔さんが、シングルだとジャンプを安定させるために少し前かがみだったけど、アイスダンスだと直立か少し後ろに重心を取る、と雑誌(6月末発売のクワドラプルアクセル)で話していたのを思い出しました。
陸ではありますが、実際にシングルスケーターとアイスダンサーの違いを見て納得です。
ジュンファンくんは流石に上手いです。マリニンくんも、回を追うごとにどんどん良くなっていってました。最後の盛岡ではチームとしての一体感のある、見応えのあるダンスになってましたよー
そして後半。ネイサンは身体の伸ばし方が綺麗ですよね。力みが無くて、リラックスしてるようなのに美しい姿勢
坂本さんの新プログラムはカッコいいです!新シーズンが楽しみ
宇野くんは流石の貫禄。迫力とジャンプのキレが凄かった!
ネイサンとのコラボでも思ったけど、前よりも感情が表に出てきている印象。ワンピースの影響かな?
皆で一緒に踊って、スケーターが楽しんでいる様子も見て、こちらも幸せになれる素敵なショーでした