久しぶりにDVD購入しました。
2007年のヴェネチア国際映画祭の金獅子賞
「ラスト、コーション(色、戒)」
1942年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる
美しき女スパイ、ワン(タン・ウェイ)は、敵対する特務機関の
リーダー、イー(トニー・レオン)暗殺の命を受ける。
やがてその魅力でイーを誘惑することに成功したワンは、
彼と危険な逢瀬を重ねることに。死と隣り合わせの日常から
逃れるように、暴力的なまでに激しく互いを求め合う二人。
しかし、運命の時は刻々と迫っていた――。
以前にも記述しましたが、本当に映画で上映されているときから
見たかった映画なんです。
やっと念願がかないました。
この映画に出演しているトニーレオン。
私はこの映画の時に恥ずかしながら初めて彼を知ったのですがw
ほんっとうに演技が素敵
今までいくつかの映画を見てきたけど本当にすべて
違う顔を演じているので魅力的。
今回の役も珍しく悪役で、この鋭い眼が好きでDVD購入に
いたりましたw
太平洋戦争時の抗日運動を背景にしているのですが、
戦争はあくまでサブでありメインはラブストーリー。
この映画は衝撃的なベッドシーンが取り上げられることが多いですが
男女の視線のやりとりも見どころです。
冒頭の麻雀のシーンでも女性同士の腹の探りあい。
そしていろんな女性と男性との視線の絡み合い。
官能的です。
またラストシーンのトニーレオンの表情の奥深さとか本当に
映画の重みを増します。
大人な映画ですけどオススメです☆