昨日、深夜に面白いテレビを見た。

ぼおっとテレビを見ていて、久しぶりにアドレナリンだくだく。w


「箭内道彦氏」という人にフォーカスを当てている番組だった。

「箭内道彦氏」

クリエイティブディレクター。90年卒業後デザイナーとして博報堂に入社。

96年CMプランナーに転向。CMプランナー、アートディレクター、

プロデューサーのすべてを同時に兼務するひとり広告代理店。タワーレコード

「NO MUSIC, NO LIFE.」など、次々と話題の広告を手掛ける。主な仕事に、

資生堂「uno お笑い芸人52人CM」、森永製菓「ハイチュウ」、フジテレビジョン

「きっかけは、フジテレビ」、パルコ「PARCOSAYS,」、富士写真フイルム

「PHOTO IS」、リクルート「リクナビ NEXT」など。。。


その人が掲げる3つのこと。

ちょっとずれていたらごめんなさい。


①違和感を生み出すこと

②まぐれ、偶然を生かすこと

③プランナーの存在を消すこと


①は、音楽のバンドのCMが国会の答弁の風景であったりなど

バンド≠国会答弁

というような常識では結びつきがないものがコラボすることによって

人々に印象が残る。というもの。


②は、CMで演じる人のNGや、ふいに出た顔の表情などを

CMに生かすというもの。

そのキャストの魅力などがいっそうひきたつという考えだ。

箭内氏は、

「自分の想像には限界があるんですよ。だけど、作っていくうちに

そういったまぐれなどが起こることにより、よりいいCMを作るのです。」

と言っている。


③は、「きっかけはフジテレビ」のように、フジテレビ→視聴者に

向けたCMであることがすぐわかるようにするということらしい。

つまり、「フジテレビが視聴者に向けたラブレターであるわけ

だから、CMを制作する上でのプランナーの存在は消す

必要があるのだ」と。


この番組を見ていて、すごく勉強になった。

箭内氏は、才能がありつつ、それをひけらすことなく、

この人は本当にCMが本来何かということを常に考えて作って

いるんだと思った。

全然レベルは違うけれど、自分も仕事をするうえで、今抱えている

仕事の意味や、お客さんのメリットなどは忘れずに考えないと

いけない。