みなさん こんにちわ。
さて、私の車はフォルクスワーゲンのT-Rocです。
2021年5月27日に納車されたので、おおよそ半年経過。
走行距離は現在7500km程度。
その「半年乗った平均燃費」と「再レビューその(1)」を先のブログで話題にしました。
色々な車に乗り続け、13台目・・厳密に言えば14台目の車。
今までセダン/ワゴンボディが続いていた中、これになったのは・・
・コロナなどで人を乗せることがなくなったので2人利用+わんこ2匹運用になった。
・長距離乗ることが激減。
・奥さんがこれがいいと言った←これが最強の理由
そんなところですが、EA288エンジンも乗っておかないと・・とも思ってたので、前車の車検前にお乗り換え。
このエンジン、ヨーロッパでベストセラーなエンジンです。
しかも構造がかなり変態。
意外と知られてませんが、結構マニアックなエンジンです。
それでありながら汎用性が高いというのがミソですが、150PS/340Nmのそれは実用域でとても扱いやすく、
ヨーロッパで人気があったのがわかります。
このエンジンはVW/Audiの色々な車種に搭載されていますが、T-Rocのそれは結果論ですが、とっても静かです。
もちろんディーゼルなのでガソリンと音は違いますが、BMWのそれなどと比べても静か。
これはご近所のBMW乗りだった方なども驚くレベル。
巡航中はそれを忘れるくらい静かです。
エンジンが温まると加速時にコーン!・・と結構いい吸気音鳴らします。
そしてディーゼルらしからぬ吹け上がり。
T-RocはガソリンのTSIが後追いで販売されましたが、要望があって出したのに出たら出たでTDIのほうが相変わらず売れるという状態なのが、ディーゼルエンジンのニーズの高さを感じさせますね。
半年乗ってもそのイメージに変化はなく、とっても乗りやすいエンジンです。
そしてトランスミッションは湿式。
乾式に比べシャープさは少ないですが、湿式特有のダルな部分が適当な操作でも許容してくれるので、トルコン並みに気楽です。
ちなみに都内での私の燃費は7700kmほど走った現時点では13.41km/L。
これと同様のコスパをガソリン車で達成しようとすれば、
レギュラーガソリン車では19.9km/L、ハイオク車両なら21.1km/Lを都内の低速運用で達成しないといけないという。
ちなみにカタログ燃費のJC08モードの19.5km/Lをベースに考えると
レギュラーガソリン車では26km/L、ハイオク車なら27.6km/Lと同等ということになります。
ついでにWLTCモードの18.6kmも比べてみましょう。
レギュラーガソリン車では24.8km/L、ハイオク車なら26.35km/Lと同等ということになります。
※ 走行距離7700km、 軽油120円/L、レギュラー160円/L、ハイオク170円/L…の価格が前提の場合。
これで比べるとわかりやすいと思うんですよね。
参考に書くとレギュラーガソリンのRAV4ハイブリットはJC08で25.2km/L、WLTCでは21.4km/L。
見比べたらわかりますが、T-RocはRAV4ハイブリット並みに燃料コストがかからない…となりますよね。
それでいて車重1.43tで340Nmのトルク。
なかなかパフォーマンスが良く、燃料コストが良いのがわかるかと。
そんな感じですが、ディーゼル特有のブレーキフィールも当たりがついたころから改善。
ガソリン車と比べて少し踏力がいるように思いますが、コントロールはしやすいほうかと。
それからのステアでの挙動ですが、SUVで腰高な分、不安感があるかというと特になし。
身体をシートに預けておれば普通乗用車のように素直に曲がっていきます。
ここで身体をシートから浮かせてたりするとアップライトな分、不安定さを感じるかもしれません。
足については舗装路では全く問題なく、よくまとめてるなぁ・・と感心するレベル。
特に横方向の剛性を高く感じるわけですが、これどこかで感じたフィール・・と思ったらアウディTTでした。
ショートホイールベースでワイドトレッドなアウディTT。
それと比べると5cm長く5mm幅が狭く21cm背が高いSUVですが、
ホイールベースは85mm長くトレッドはフロントは25mm狭く、リアは10mm狭く、
そして車重は130kg重く最小回転半径が10cm広い5mなのがT-Rocです。
最近のコンパクトSUVでこのようなディメンションが多くなっているように思いますが、
この軽快感を持たせるのが目的なのかもしれませんね。
ちなみにT-Rocが小さく見える理由はその全長とホイールベースの短さからでしょう。
あとクーペルック。
リアサスはカップルドビームのトレーリングアームです。
アームが長めなのでストロークによるホイールベース変化も少ないわけですが、
荒れた路面では追従しきれないのがわかります。
・・が、普通の一般道ではそんなの感じることはないかと。
つまり、浮かせなければなんて事はない・・です。
リアサスの横剛性はしっかり。そして基本フラットな乗りごごちになってます。
セオリー通りに荷重移動させ、じわーっと乗せていく走らせ方ができれば非常に素直です。
T-Roc TDIは63:37のフロントヘビーな車ということもあり、
ズバッと切ってドンと荷重をかけていくとリアのトー変化で巻き込むモーションが出なくもないですが、
制御が安定志向に働くのでスッと収めてくれます。
思った以上にちゃんと出来てる車です。
ヨーロッパでウケるわけですねぇ ちなみに2021年累計でヨーロッパでのSUV販売1位になると思われます。
ちなみに先日アドブルー補充のメッセージが出たのでディーラーで補充しました。
走行可能距離2400kmの段階で出ます。
そして段階的にメッセージは警告と変化していくんですが、エンジンかける度に出るのも目障りなので。
そしてきっちり10L入ったらしく価格は2640円。
サービスプラスに入っているので無償ですが、燃料コストの圧縮分を考えれば安いもんですよね。
ということで、2人利用メインであれば非常にちょうど良いサイズ感の車であり、不満は少ないと思われ。
そしてコネクテッドシステムのMIB3。
動作が安定してないですが、App-Connectがあるので特性を理解して使い分けれれば特に問題ないと感じてます。
まぁ、輸入車あるあるの範疇ですね。
でもこれらのおかげで自動車の管理がしやすくなりました。
We Connectアプリで走行距離や平均燃費などは明確に記録されるので、それは便利。
ちなみに現在それらのバグなどを改善していっている・・と聞いています。
・・が、地図データくらいは更新して欲しいもんですよね。
そんな感じですが、強いて不満点をいうとすれば・・
・センター&ドアアームレストはレザーにしてほしい。
それくらいでしょうか?
良く高級感がないとか、価格が高いとか、装備が云々色々見ますが、そんなの買う段階でわかっていること。
なので買ってからの不満となならんですもんね。
え?あったらよかった装備?
うーん、一番はトラベルアシスト ですかね?
これは設定で起こせれるレベルに既存装備があるので、VCDSで起こせそうでもあるんですが。
価格が変わる件で言えばシートヒーター&ステアリングヒーター。
それと電動シート。
リアドアのタッチセンサーと・・足操作でリアゲートが開くEasy Open。
あとは未導入の4motion
マトリックスヘッドライトは無くても良いレベルに思いますが、FL後はマトリックスになってますよね。
そんな感じですが、一般的に言われることは「足りないのは高級感」らしい(笑
それはアウディへどうぞ(笑
でもその声が多かったのでFL後はダッシュボードトップはウレタンになってるみたいですね。
価格がどれだけ上がるんだか・・
そんな感じですが、次のT-Rocの話題はこれです。
リアシートを倒さずともタイヤ4本縦積みできる件(笑
乞うご期待。
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時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。
新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
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