フォルクスワーゲン T-ROC 集中レビュー (1) | 欧米気分を味わう方法 Ver.アメブロ

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みなさん こんばんわ。

 

さて、先日ちょっとフォルクスワーゲンのT-ROC Style デザインパッケージを借りてました。

 

 

広報車でなくディーラーさんの車です。

借りたのはちょっと色々知りたくて。

 

で、この車、どういう車かというと、2014年のジュネーブショーのコンセプトカーが元となってます。

デビューは2017年8月にイタリアでワールドプレミア。

11月からデリバリーが始まっています。

 

この車はモジュラープラットフォームのMQBの第二世代、MQB-A1が使われています。

このA1というのはCセグメントSUV用といったところ。

ちなみに現行ティグアンはA2、T-CrossはA0です。

 

ということで、基本的な中身はゴルフ7.5と同じ構成となっています。

ですので このT-ROCをゴルフクロスカントリーの再来・・という人もいるとかいないとか。

 

製造はポルトガル工場となっており、ヨーロッパでは非常に人気のあるモデルです。

これはパーソナルカーとして・・ですね。

 

ちなみにドイツの2021年第一四半期の販売台数では

ゴルフ・ティグアン・パサートに次ぐ4位となっておりBMW3、ミニよりも売れていたりします。

 

日本では全くピンとこないランキングであるとは思いますが、日本でトヨタが強いのと同義ですね。

 

この車、売れすぎててかiDシリーズ製造の弊害か、日本への導入はかなり遅れました。

そして昨年、2020年7月15日にやっと販売となりました。

 

ということで、まだ販売から1年経ってないんですよね。

 

 

本国販売から半年後、つまり2018年5月に入ってても不思議でなかったわけですが、

それがさらに2年寝かされたのは日本がなめられているというより他で売れまくってるから・・ということもあるんでしょう。

 

 

そんな日本導入モデルですがエンジンは1タイプ。

EA288型の2.0TDI、150PS 340Nmのみとなってます。

もちろんSCR付き。

 

 

なので、エンジンルームはパンパンです。

このEA288はVW/Audiのベストセラーエンジンです。

今はBEVの流れでかつてよりは下火ですが、それでも売れているのがこのエンジン。

なので、ドイツで一番メジャーなディーゼルに乗りたければこのエンジンで間違いないです。

 

燃費は実走行で街中14km/L、高速20km/Lという程度の情報が多いですが、

カタログ値ではWLTCで18.6km/L(市街地14.9/郊外18.5/高速21.0)となってます。

ガソリンタンクはカタログ値で50L。 高速巡航なら1000km行けそうですね。

油種はもちろん軽油。 最近ではハイオクより30円/Lほど安いので経済的ですよね。

 

 

なお、ボンネットキャッチが2箇所あるのが最近のVW/Audiです。

絶対に走行時は開けささないぞ!・・という強い意思を感じますね。

 

ちなみにディーゼルゲートで言われたエンジンはこのエンジンの前にあった古いやつですね。

このモデルは一切関係ないのでご安心を。

 

組み合わされるトランスミッションは安心の湿式7速DSG。

駆動方式はFFです。

0-100km/hは8.4秒でパワーの割にそこそこ走ります。

※TopGearでは6.3秒とされていますがローンチ使わなければ8秒こえると思います。

これはトルクのおかげもあるんでしょうけど、1.43tの車重も効いていると思われます。

 

 

本国では

1.0T/1.2T/1.4T/1.5T/2.0T/1.6TDI/2.0TDIと多くのエンジンがありますが、

日本仕様は「ある意味」高いエンジンを積んできたと言えましょう。

 

 

兄弟車でアウディのQ2がありますが、Q2は当初1.0Tでの導入となってました。

昨年、2.0TDIが一瞬入りましたがこれはT-ROCのガワ違いなくらいの装備差で価格は60万ほど高かったという。

そして現在は1.5Tエンジンだけのラインナップとなっています。

 

 

つまり、現状T-ROCは2.0TDI、Q2は1.5Tということで、T-ROCのほうが高いエンジンを積んでいるということですね。

※T-ROC SPORT 426万円 = Q2 TDI  Sport 489万円 、

 Q2 1.5T 394万円+OP 50万必須 = T-ROC 1.5T style  360万(導入予定 推定価格)

 

 

 

よく価格だけ見て、どうこういう話がありますが、高い理由はそういうユニットを積んでるから・・ということですね。

 

面白いのは日本導入仕様を本国で見ると付加価値税込みなら530万程度になるんですよね。

ある意味、日本って激安なんじゃね?・・とも思ったりも。

 

 

 

そんな感じですが、そのボディサイズは・・

 

 

この通り。

ちなみにミラーtoミラーでは1992mmと2mを切ってます。

これ、地味にいいんですよね。

パサートと幅13mmしか変わらないのにミラーtoミラーはパサートは2083mmですので、T-ROCは91mmも幅が狭いんですよ。

片側で45.5mm。これ、地味に効きますよね。

 

正直、車幅よりミラーtoミラーの情報のほうが大事に思うわけですが(笑)、

非常に扱いやすいサイズのSUVになっているわけです。

 

 

ただし、その車高が悩ましいところですね。機械式駐車場などでは。

 

あと4cm低ければ・・。そう思ったこともありました・・な話がありそうです。

Q2はその点元々低くなってるのでいいんですけどね。

 

 

面白いのはドライバーの着座位置がホイールベースのど真ん中です。

まるでカートのよう。

まさにドライバーズカー/パーソナルカーですね。

 

 

 

そんなゴルフのSUVと言えるT-ROC、実は見た目によらず実用性もあるんです。

 

信じられますか?

この車、ラゲッジ、メルセデスCクラスワゴン(グレードによる)より容量あるんだぜ・・・

 

 

 

つづく

 

 

 

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今日はここまで。

 

 

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出典:フォルクスワーゲン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。

新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。

 

 

 

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