みなさん こんばんわ。
さて、クリスマスも終わって年末ムードですね。
そんな感じなので今日は奥さまのお買い物で右往左往してました。
さて、今日の話題はこれ。
「関越道の立ち往生にVWパサートで52時間捕まったらどうなるかの予想」です。
この手の話題がEVに絡んでいろいろと妄想記事が多いですよね。
決まってEVのバッテリーが切れたらどうするんだ!・・みたいなのがありますが、
それはガソリンがなくなったらどうするんだ!・・と同じなんですが、
多くの(見える)意見が「だからガソリンじゃ無いと」とありましら。
いやいや、応援来る前にガス欠になったらどーすんの?・・と思うわけですが、
そもそもそれ以上の立ち往生で一週間レベルでサバイバルだとどんな車でもアウトですよ。
その線引き次第とも言えますが、なんとなく興味があったので試算してみましょう。
端折ってますが、自宅から湯沢インターまで行くとします。
目的地は上越国際スキー場(笑
うっきうきでユーミン聴きながら走るわけです。
で、関越トンネル抜けてくだり坂の途中、つまり出口の手前3~5kmくらいで詰まったとしましょう。
ここまでがざっくり210kmとしましょうか。
私の車の燃料タンクはカタログでは59Lですが、実際は70Lなので70Lとしましょう。
燃費は都内の渋滞やなんやかんやがあるので平均12km/Lくらいだとしましょう。
210km走るのに約18Lほど使います。
残りは52Lです。
で、
アイドリング時の燃料消費ですが、16ml/minとなってます。
1時間だと960ml消費するってことですね。
で、52時間動かなかったとしましょう。
49920ml消費します。
つまり約50L消費します。
止まった時に残52Lです。
50L消費だと2L残ですね。
うん、ギリギリ生き延びたけど、すぐに給油が必要なレベルですね。
帰路を考えると緊急のおすそ分けでは足らんわけですから。
つ・ま・り
内燃機でも残燃料次第
※立ち往生の時間による
まぁ、当たり前ですわな。
多くの車はエンジンを切ったりして調整されたんだと思いますが、
そういう工夫は必要ですよね。
私もそうするでしょうから消費は2/3~3/4くらいまで抑えれると思います。
じゃあEVだとどうなるか?
EVは走行してなければそれで電力は食いません。
なので街中での走行では内燃機よりも燃費的には有利です。
その構造上、動いてようが止まってようがヒーターは電気を食います。
テスラSの85kWhバッテリーモデルを参考にしましょう。
このモデルのPTCヒーターは7kWと大きな電力を食います。
もちろんフルパワーです。
フルパワーだとサウナ状態になるので、常時それでの稼働はありえませんが、
その場合バッテリー満タンで、約12時間後にバッテリーが空になるでしょう。
これも使い方次第ですね。
例えば着込んでシートヒーターを使ってヒーターを適宜使うようにすればもっと多くの時間が稼げるでしょう。
シートヒーターは40W=0.04kW程度だと思いますので。
でもまぁ、条件的にはきついので、今回の立ち往生だと半分くらいが限界点かもしれませんね。
でもそれまでに復旧したら?
はい。これがあの地域の充電器マップです。
あの界隈でも何かと充電器ありますから、
なんなら温泉入りつつ充電すればええんとちゃいますかね?
テスラチャージャーも急速もあるみたいです。
結局、早い話がその可能性が”万が一”なのかどうか?・・ですよね。
今回の件があるので、今後はこういうのが起きにくくはなると思いますが、
その”万が一”にどれだけ備えるのか??・・がミソかと。
この備えは
もしそうなった場合の
・水
・食料
・寝袋←これ一番大事
・脱出用スコップ/タオルなど
これらを常備するということと、
燃料タンクやバッテリー容量が大きい車で、
このエリアに入る前には満タンにしておくという(笑)準備が大事かと。
これくらいしても状況次第ではアウトになるかもしれませんよ。
結局は程度問題です。
そんな感じですが、VWやトヨタの全固体電池が2025年くらいには当たり前になるでしょうし、
そうなればバッテリーの容量は50~100%増しになると言われてます。
そうなれば現時点での内燃機と同じくらいは粘れるようになるんじゃないでしょーか?
その頃にはこのエリアの充電器も増えてると思いますよ。
ということで、今日はここまで。
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新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
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