スバルの水平対向がなくなる日 〜CAFE規制をどうクリアするのか?〜 | 欧米気分を味わう方法 Ver.アメブロ

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ブロガー&フリーモータージャーナリスト&考察屋のブログです。

 

 

 

みなさん こんにちわ

本日8日21時からaikoがyoutubeで無観客ライブやるんですって!

素敵やん。

https://www.youtube.com/user/aikoOfficial/videos

 

見ちゃいますよね。

 

 

 

で、タイトルの件。

某雑誌web版で「世界からスバルが消える」とコラムが出てました。

 

一般的な雑誌ではこれだけ明確に指摘していることも少ないように思いますが、

書いてある内容ってのは以前から私もたまに書いてる事と同じでした。

 

わたしの持論ですが、「スバルは水平対向をやめないと次がない」です。

 

それは簡単な話、スバルの水平対向では燃費対策ができないから。

 

この点は時代が変わっても置いてけぼりを食らってる感が強いんですよね。

 

 

で、その話になると「じゃあポルシェの水平対向は?」みたいな話になりますが、

そもそもスポーツカーメーカーと乗用車メーカーでは前提が違うので、

同じ天秤にかけるのもおかしいわけで。

 

でもってポルシェは既にEVに着手してますし。

 

 

 

 

 

 

 

 

これからの自動車業界はCO2対策を軸に色々と展開されていくんですが、

それはCAFE規制のことを言います。

 

燃費であったりCO2排出量が販売量に対し決められており、それをクリアできないとあかんって言うやつです。

簡単に言うと。

 

つまりフェラーリなどは台数が少ないので、ある意味ゆるく、

台数が多い一般乗用車メーカーはハードルが高くなるってことですね。

 

それらの対応の一つが48V化(=マイルドハイブリット)です。

 

世界の自動車業界がこれを進めてるのはCAFE規制があるからと言っても過言ではありません。

ボルボの何年までに電動化〜・・てのも48Vのことですから。

 

そのあたりを考えると低排気量+48Vってのは重要になってくるってことですね。

 

そしてEVも。

 

 

なので某サプライヤーの未来予想図がこんな感じになってるんですよ。

 

内燃機関は不滅ですが、小排気量ターボになっていくのは明確ですね。

で、いわゆるマイルドハイブリットとEVが増えるイメージです。

 

 

このCAFE規制は燃費とCO2と言われてますが、

排気量ってのがキモになってきます。

 

小排気量3気筒ターボなどが多くなってるのもその影響ですね。

 

 

つまり

・低燃費(=48Vなど電動化)

・小排気量(=CO2対策)

・EV(=CO2対策)

 

この3つがキモでこれらをミックスしてその規制をクリアしようとしてるわけですね。

 

でも最近はSUVが人気ですやんか?

だからメーカーは頭かかえてるみたいです(笑

どうしても排気量は大きくなり燃費も悪いですからね。

 

最近のAセグメントがどんどんEV化されていってます。

 

 

この車やスマートなども。

 

これの意図ってのは、元々Aセグはシティコミューターだから・・といった割り切りからだと思うんですが、

これがその規制対応というのは考えるまでもなく。

 

そして小型シティSUVが増えているのもその理由かもしれません。

SUV人気、でも大きいと規制が、だから小さいSUVに誘導しよう・・みたいな。推測ですが。

 

 

そんな感じでグロスで対応を考えていかないといけないわけで、

その算出は株式会社で役員の報酬を決めるのと同じくらい面倒な話に思います。

 

 

そんな環境になっていっているわけですが、

スバルについてはその手の話を一切聞きません。

 

ほら、スバルXVのハイブリットでも大したことないでしょ?

 

 

根本にあるのは水平対向エンジンの限界がそこにあるんです。

主機だけで燃費対応ができない・・という点です。

 

 

初代アルシオーネから水平対向をみてきてますが、

どれもこれも燃費が悪いんですよ。

 

以前のスキーブームな時代でもそれは言われてました。

当時は2Lターボでハイパフォーマンスなんて車は少なかったのと、

2LNAで6~8km/L(街中)が当たり前で高速で10km/L出たら感動した時代だったので、

まだ誤魔化しが効いてましたが、それでも燃費が悪いのはコスモの次くらいに話題になってました。

 

その根本的な部分がかわらんまま、延々今まで来てるんですよ。

 

それは単にスバルがこだわってるだけなんですよね。

 

・水平対向

・シンメトリカルAWD

・低重心

 

これですね。

 

今やEVでその特性を全部クリアできるんですが、その古き考えを延々続けてます。

まぁ、最近はアイサイトいうてますが、これも時間の問題でミリ波つけてきますよ。次の一手に必要ってことですね。

 

それらが特徴といえない特徴になりつつあるせいか、

CMはイメージ商法が激しくドラマ仕立てなわけですが、それを見るたびにキツイな〜・・と思うわけで。

 

ファンからすればこだわった車を作ってるメーカーという位置付けでしょうけど、

CMは大衆迎合なイメージ戦略、まだマツダのほうが車を押し出してますよね。

 

 

あのBMWでも50:50言わなくなったのは、それだけ時代が変わったということだと思いますが、

スバルはまだその成功体験を捨てれないように感じます。

 

 

話を戻します。

 

水平対向は基本的に燃費対策に限界がある主機です。

ずーっと当初から見てきましたが何をやっても飛躍的によくなってはないです。

挙句CVTにトルコン合わせることをやったりするんですよ。

 

主機単体で平均的なラインをクリアできないってことは、

それを量産車全てに載せている段階でCAFE規制では厳しくなります。

 

なのでスバルは水平対向エンジンだけではやっていけないんですよね。

 

 

ポルシェは販売台数が少ないのと既にEVを販売してますので、

対策をどんどん売って来ていると言えますが、スバルはねぇ・・

 

 

で、そのスバルが生き残るにはどうしないといけないか?・・ですが、

 

・水平対向を載せてる車種は少なくする

・そもそも水平対向やめる

 

究極の2択はこれです。

 

 

つなぎの案は、

 

・水平対向を少なくしてトヨタのハイブリットユニットぽん載せを増やす

 

これかな?

 

 

で、飛び道具的なのは

 

・一気にEVに飛んで間はなし。水平対向は縮小

 

 

 

そんな感じですが、結局のところ水平対向を生かすには乗用車メーカーとしては厳しいってことですね。

 

 

ドライサンプでない水平対向にメリットは感じないんですが、

それを担いでいままで来てるので、構造を変更できるかと言われると正直厳しいように思うので、

一気にEVに行ってしまうのが良策かもしれませんが、

それでも販売台数的にそれだけでは足りないでしょうから、

結局は電動化(=48V)などが必要で、でもそれをやるならトヨタのシステムを・・とかなりそうな予感。

 

でもそれやるならトヨタの車をOEM販売したほうがいいですよね(笑

カローラの意匠を変えてインプレッサとか(笑

 

 

そんな感じですが、どう考えてもスバルの水平対向は厳しいという結論にしかいかない・・てのがね。

 

ほんとどうするんでしょうね?

15年後にはほんとになくなってるように感じます。

 

EVでいけるやん!・・な時代になってそうですし。

ほら、テスラ モデル3の驚異的な運動性能は既存スバルにはできないわけで。

 

 

まぁ、トヨタが咬んでるのでかつてのいすゞ乗用車のようにはならんと思いますが。。。

 

 

 

 

そんな感じですが、時節柄、コロナについてのリンクを貼っときます。

下記の厚労省サイトが標準的なものになります。

 

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

 

 

 

 

 

ということで今日はここまで〜

 

 

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