ジャンクベースのリフィニッシュ 進行中 | 欧米気分を味わう方法 Ver.アメブロ

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自動車や自転車や色んな事について思ったままに書いている
ブロガー&フリーモータージャーナリスト&考察屋のブログです。

 

さぁ 雪だ!

降るのかい!?

降っちゃうのかい!?

 

降ーらない!!!・・てなるんちゃうの?

 

 

そんな感じですが、みなさま備えはバッチリですか?

もし積もったら自動車で「いけるかも?」チャレンジはやったらだめですよ。

 

そんな運を天に任せる運転、運転とはいいませんから。

 

 

 

 

 

 

そんな感じですが、色々あってジャンクベースのリフィニッシュをしております。

 

ほぼコピペですがまとめで書いときます。

 

 

 

<きっかけ>

ギター/ベースのスーパーナチュラルフィニッシュ(=塗装が塗ってない木のままに見えるやつ)って世にありません。

塗装を剥いでそのまま使ってる方はいなくもないですが汚れに困っている様子。

で、ゼネコンで使っている木材用途向け塗料(=一般非売品)があるんですが、

それはとっても防汚性が高く、水や薬品にも耐えて、また木の変形に追従します。

それで作ってみたらどうなんだろう?・・がきっかけ

 

<素材>

これが悩ましかったんですよね。

キットから作ろうか?・・とも思ったんですが、好みにあるようにするにもお金がかかる。

なるべく少ないコストでいくとすればジャンク品の再生がいいか?・・てことで選定。

これも拘ったらキリがないのでバスウッド でええわ・・と。

でもちゃんとした楽器になってもらわないといけないので、

いい時代の日本製をターゲットに選定。

その結果・・

202001111.jpg

 

1992年製造のヤマハRBX700RSのジャンク品を手に入れるわけで。

メイドインジャパンなベースです。

1800円送料別。

 

今まで色々触って思ったのは1978年〜95年くらいまでの国産品メジャーメーカーは

木材の加工がまとも。

87年までのは特に加工が良い印象。

あ、加工といっても形状加工とかでないですよ。

木の乾燥と接着などの加工のほうです。

 

よく聞く中古楽器の不良って指板が剥がれて浮いたり波打ってたり、

ハイ起きしてたり・・ですかね?

このあたりって木の乾燥がちゃんとできてなかったり接着で工程自体が短かったり

接着剤の性能不足や塗布量不足で起きたりするわけで。

 

そういうのが少ないんですよ。

 

時代背景がモロにあるんですけど、世界の工場の日本(※当時他のアジアではそれだけの生産能力がななかった時代)、プラザ合意前の強烈な円安、輸出でガンガン儲ける、高度成長期・・て時代ですからね。

モノには金がかかってますよ。

でもってオートメーションもそこそこな時代。

そんなバブル以前のモノは職人根性が見えたりするような気がします。

 

なんにしても当時の長野生産品は木材の加工(削るとかでなく乾燥など)が優れてますよね。

 

で、今回のはある意味ちょっとギリギリ感があったんですが、まだ大丈夫でした。

 

 

ちなみに私、そっちの木材加工のほうも仕事で色々と関わってたもんで、いい勉強させてもらいました。

 

<ジャンクベースのチェック>

2020011118.jpg

 

電装系は配線こそあれど断線や誤配線だらけ(笑

ジャックは酸化が激しいので交換ですが、ポッドやピックアップ、プリアンプなどは問題なし。

配線はやり直しますが、ジャック以外はそのまま使えるのでラッキーでした。

あ、普通な判断じゃないと思ってください(笑

 

ボディは傷・打痕だらけ。

20200111112.jpg20200111114.jpg

 

まぁ、これはどうせ塗装剥がすしどうにでも。

 

エグレも加工で消し去ります。

 

20200111113.jpg

 

ネックは指板こそ汚れてますが、フレットは問題なし。

なので指板研磨とフレット磨きで問題なし。

トラスロッドも効きますし、指板の接着にも異常なし。

 

そんな感じで全然問題なく。※変態だと思ってください。

 

 

<作業工程>

①分解。

202001151.jpg

 

色々チェックしつつ分解。

ネジ /ネジ穴の潰れも全くなく。

 

②塗装剥離(ボディ)

 

まず道具ですけどね

202001261.jpg

 

手間短縮のために電動工具使ってます。

ボディで活躍したのはサンダー。

これに#320のパッドをつけて塗装を磨きとりました。

色々試した結果の#320です。

 

で、どんどん剥いでいきます。

2020011714.jpg

 

見ての通り塗装はトップ・青・紫・シーラーとなってます。

2020011715.jpg

 

こんな感じですがシーラーは木材に染み込んでると思ってください。

それで目止めをしているってことです。

 

今回は木材の雰囲気を回復させないといけないので、シーラー層まで削り落とします。

 

塗装を落としたあとは研磨シートで#400まで磨き上げます。

 

ちなみに手作業では研磨ブロック#60 #120 #240でザクザク削ってました。

 

#400以上の細目でやると光沢が出てきます。

今回はマット塗装なので#400で終わり。

 

 

③塗装はがし(ネック)

2020011812.jpg

 

ロゴとシリアルは残すのでマスキング。これは位置確認のため。

 

で、

2020011815.jpg

 

ジョイント部裏をサンダーで落とすとこんな感じ。

この白いのが木の色ですね。

 

側面の色が薄いのは塗装の変色前。

濃いのは塗装が変色したところ。

木材が焼けたのでなく塗装の変色が主な理由って感じです。

 

ネックはボディと材が違うのでどうかな?・・と思ってたんですが、結局取るべき手順手間は同じ。

でも形の都合、研磨パッドでザクザク落としてペーパーや研磨パッドで磨きました。

 

こっちも#400まで。

 

指板側面部分の塗装も落としました。

 

ついでにフレット側面も研磨剤があたってたのでツルツルになりましたw

 

2020011816.jpg

 

ちなみに型番などはこんな感じで残しました。

周りがちょっと凸凹になりますが、塗料でなるべく埋めます。

 

④研磨後の拭き取り

 

研磨後はメリヤスウエスなどで、きっちり研磨でてた木粉を拭き取ります。

で仕上がりを確認。

 

202001262.jpg

 

で、こんな感じになりました。

2020012623.jpg2020012624.jpg

 

いい感じの木の雰囲気が出てますね。

 

ここで再度考え方を。

 

塗装を剥がす=剥がして木を削って磨くということです。

 

2020012625.jpg

 

ちなみに傷や打痕やエグレはシーラー研磨の過程で平面はほぼ消失。

深いのはちょっと残りましたけどその凹みは塗料で埋めます。

 

角のそれらは研磨で削り取ります。

上の画像の角を見てもらうとわかるかと。

 

ぬるぬるに角を落としてます。

ここに傷などもありました。

 

20200111114.jpg

 

こんな感じに。

撮影角度が違いますが、同じ箇所です。

 

こうやって手作業で角をとっていくと機械ではできない表情がでてきます。

よくハンドメイドの家具ってありますやんか?

あんな感じのRに仕上がりますよ。

 

202001267.jpg

 

ちなみにネックポケット部分の塗装も落としました。

その途中の状態がこれ。

 

見てわかりますが、両サイドの塗料は取れてますが、その間の木は削れてないんですよ。

 

つまり、それだけ塗料の厚みがあるということで、ここにネックが乗っても両サイドの塗料に乗るってことで、

真ん中はフローティング状態ってことです。

 

多くのギターやベースはこんな状況。

何故ならば、塗装工程の都合でそうなるから。

 

で、これがすごく重要かというと・・あんまり変わらんよーな気が。

 

エレキってのはピックアップで信号をとってますよね。

その弦をピッキングした後のネックのしなり具合などは変わる可能性はありますが、

振動の伝わりがボディに伝わったところで(ry

それよりネックの状態(反り)やナット、ブリッジ、ピックアップの距離や、

塗装による変形の変化のほうが影響大きいと思います。

 

それらは個体差が必然的に出るのでギターやベースの完成品は個体差が出るってことなんでしょうね。

 

個人的にはこれらの影響よりポッドの交換のほうが影響は大きいと思ってます。

ダメになった250Ωから500ΩのCTSに変えた時にゃ「なんじゃこりゃぁぁ!」でしたから。

まぁ、すべて一期一会ですよね。

 

 

ちなみに塗装を剥いでシーラーを研磨したこの状態はネックポケット部分ではガバガバになります。

ネック側の塗装をはいだだけでも数ミクロン痩せますから。

感覚的には30~50ミクロンmほど厚みがあるので、合計80~100μmほどやせるかと。

 

まぁ、新たに塗装のせますので、その差は減りますけどね。

 

 

 

⑤塗装 1回目 下塗り

 

今回の塗装は刷毛塗りです。

この時は先のネックポケット部分も塗ります。

 

ネック側も塗るんですが、両方塗ると合体させてボルトを締めたときに圧縮され、

隙間がいい塩梅でなくなるので。

変形するってことですね。

程度はしれてますが。

 

塗料は水系の2液タイプのもの。

硬化剤が別ってやつです。

 

モノはホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆ なやつ。

つまり、室内で塗っても大丈夫!・・なグレードです。

 

まぁ、臭いはありますから換気したほうが気分的にはいいですが。

 

これを下塗りで1回。

乾燥後に#400の研磨パッドで磨いで毛羽立った部分を落とします。

 

そして仕上げでもう1回。

 

100g/平方メートルくらい塗ります。

 

この塗料はリコートできるので、神経つかわないです。

 

でもって今回はツヤ消しなので刷毛目も相当ざつくしない限り目立たないと思われ。

 

 

木材の色変化もほぼない塗料で質感もほぼそのまま。

なので木材の質感がめっちゃ生きます。

で、水も弾いて汚れも落ちやすいわけで。

 

カビキラーとかつけても変化しませんよ。

 

木材の焼けは出ますけど、それがいい塩梅になると予想。

 

それを建材でなくギターでやろうという実証実験ですw

 

 

もしうまくいったら販売でもしようかな?

 

 

⑥塗装の様子

 

2020012626.jpg

 

とりあえず塗装ですが、で三脚に吊って塗って乾燥させます(笑

その準備を先にして塗料の準備。

 

希釈の水はたまたま精製水があったので。

水道水でも問題なしです。

 

 

 

それを指定の配合で混ぜます。

 

 

はい完成。

今回は50gの主剤、それ用の硬化剤と水15gの配合です。

 

下塗りですよ。

 

塗装前に埃などを取り除いてから・・

 

 

塗装。

 

 

刷毛でペタペタぬっていきます。

 

今回は下塗りなので塗り残しがなければいいです。

染み込むので塗ったところは濡れ色になります。

 

しっとりした見た目になるって感じですね。

 

気泡が出ますが、塗装後に刷毛で撫でるとほとんど消えます。

 

垂れの痕は厄介なので、それが無いように伸ばしましょう。

 

これをササッとやります。

 

すると気泡も多少の凸凹もレベリングでなくなって平坦になります。

 

 

で、乾燥。

これは24時間放置。

 

 

この濡れ色が乾くとどんどん元の色に戻って行きます。

 

あ、そうそう、

 

世のクリア塗装ってのは透明に思えて実は黄味です。

これは樹脂の色がそうさせるんですが、

膜厚が暑いほどそうなります。

 

この塗料はつや消しで、またその色が強くないんですよ。

 

これは乞うご期待。

 

ちなみに塗料は100gもあればギター1本は楽勝で塗装できそうです。

 

 

 

 

 

ということで、その後も作業は続きます。

 

 

 

乾燥は24時間以上。

経過したら#400の研磨シートでザッと表面をさらいます。

主にシーラーなど下塗りを塗ったら木材が毛羽立つんですよ。

 

それをさらうわけです。

 

なぜか?

 

その上塗りに影響が出るから。

 

 

で、さらった後に表面の埃や粉を取り除いて2回目の仕上げ塗装。

 

これも刷毛塗りで同じ要領でやりますよ。

 

 

 

 

 

 

で、その後組み立て。

 

ジャックは交換。配線は引き直し。その他はそのまま使います。

 

ブリッジなどGOTOなのでそのまま利用。

超音波洗浄機でクリーニング、サビは556&ブラシで落としますよ。

ネジなどの頭のサビは落としたままにしてレリック仕様に。

 

ピックアップ下のスポンジやポケットのシールド加工はもちろんします。

 

アースの見直しも。

 

で、ダダリオの弦をつけてセットアップしますよん。

 

 

OPとしてエンドスロープとフィンガーランプ をつけようかと。

 

木場にある「もくもく」に材は買いに行きますよ。

 

これは仕上がったイメージに会う木材を選ぼうかと。

 

たぶん、渋い色にすると思います。

 

 

 

ということで、今までのまとめと今後の予定でした。

 

 

 

どんなベースに仕上がりますかね?

 

終わったら動画にまとめてみようとおもいます。

 

 

 

ということで今日はここまで

 

 

 

 

 

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