【自転車】RDのプーリー、きっちり回ってますか? | 欧米気分を味わう方法 Ver.アメブロ

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ブロガー&フリーモータージャーナリスト&考察屋のブログです。

春一番?

びゅーって風きつかったですね

でもってぬくい気温でした。

こんな日は家でまったりと・・・・

仕事してたよw

※土曜日の話です。

まぁ、途中自転車触ってましたけどね。


で、今日のネタは自転車のリアディレーラーのプーリーについて。

イメージ 1

こいつですね。

これ、グレードによって色々あるんですけどね、
シマノはこういう構造が多いんですよ。

これ

イメージ 2

樹脂のプーリーに金属ブッシュがハマってて両側からカバー兼ワッシャーで挟んで、
その状態でアームにネジで止めるわけです。

ディレーラーを外した状態でこれらを交換&整備しているのであれば、
組み立て時にトラブらないと思います。
多分、まわらなかったら気づくから。


でもそんな都合良くディレーラーを外すこともないと思うんですよね
で、チェーン通ったまま外してグリスアップして取付けってことも多いかと。

で、たまーに見かけるのが、この軸となるボルトを締め付けたらプーリーがロックした・・とか回らなくなったとか。

こんな単純な構造でもそういう風になることがあるわけです。

この構造を断面で見たら・・

イメージ 3

こんな感じ。
真ん中の白いのはプーリー本体。
それに金属ブッシュ(水色)が通ってカバーのワッシャー(赤)が左右にあります。
それをアーム(紺)に挟み込むようにしてボルトで固定。

たったこれだけ。
見ての通り、ブッシュはプーリーより出ています。
ワッシャーはそのブッシュと接してますけどプーリー本体とは接しません。
なので回転するしワッシャーの内側でグリスなどを保持できるわけですね。

で、何で組み直したときに回らなくなることがあるか?・・ですけどね、
このワッシャーの位置がずれちゃってるんですよ。

このように
イメージ 4
すごい極端に書いてますが、ワッシャーの穴は大きいのでガタがあります。
ブッシュとボルトはほぼピッタリです。

チェ-ンがかかっている状態で取付けた場合、力があっちこっちにかかりやすいので
結果このワッシャーがズレる時があるんですね。

で、ズレてプーリーと接触したり斜めになったりして摩擦が発生。

そして回らなくなるわけです。

イメージ 5

なので組付けの際はワッシャーの位置が適正になるように注意が必要です。

具体的にはボルトを締め付けて締まりきる直前にプリーをゆすったりガタガタ振動させたり回したりして適正な位置にそれぞれくるようにしたらいいということです。

ちゃんと位置が出るとボルトをキツく締め込もうがなにしようがくるくる回るようになります。


・・ということが起きたので書いてみました。

単純なんですけどね、意外と見落とすことなのかもしれません。


ここのボルトがゆるいと脱落しますよ。

スプロケ寄りのガイドプーリーは元々左右にスライドするように出来てますのでロックはしにくいですが、外側のテンションプーリーはそのようになりやすいので特に注意が必要です。

すっごいどうでもいいような些細なパーツですが、ここが回らないとチェーンが上手く流れないので自転車の駆動系はこういう小さいものも重要ってことなんでしょうね

特に11速になると。


まぁ、そんな感じです。

では。