欧米気分を味わう方法 Ver.アメブロ

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自動車や自転車や色んな事について思ったままに書いている
ブロガー&フリーモータージャーナリスト&考察屋のブログです。

 

さて、スタッドレスの時期なのでその話でも。

 

はっきり書きましょう。

 

車のメカなどに疎く、自分で作業できず、管理ができない人はタイヤ屋やディーラーの言葉に乗っておけば良いです。

お金はかかるでしょうけど問題なく運用できるでしょう。

 

がしかし、ある程度自分で管理できる人はそうではなく。

 

 

まずそのスタッドレスの性能維持について硬度計で比較していくってのは常識ですよね?

でもこういうのがあります。

 

 

こういうゾーンわけしたゲージです。

 

 

さて皆さんはスタッドレスの硬さって全てのメーカーが同じだと思いますか?

 

よく雪道につよいB社のは柔らかいと言いますしわたしもそう思います。

ただし高速道路や一般道に強いのはどうか?

普通に考えると硬いですよね?

 

それは両立できないこと。操縦性はどうにかなってもその硬さ的な部分は依存します。

 

となると、製造ほやほやの新品でそれらを比べたらどうなんでしょう?

 

下手すると高速道路に強いのは一気にイエローゾーン近くまでいきます。

 

鵜呑みにすると翌年に「硬くなってるので替え時」みたいに言われかねません。

セールストークの常套句ですよね。

 

 

その前提がわからのに一律でそういってしまう店やyoutube配信者がいますので、ほんとにビビります。

商売してんなぁ・・て。

 

 

 

では中古スタッドレスで数年経ったのはどうか?

 

 

ラックからおろしたてはB社のでも硬いです。

 

・・がしかしトンレベルの荷重がかかり熱が入るとどうなるでしょう?

 

 

よくサーキットでタイヤ温めてますよね?

 

あれ、温めるとグリップが上がるんですよ。

 

ゴムですからね。

 

 

あとゴムはチキソ性に似た変化を持ちます。

どういうことか?

ぐにゃぐにゃ動かしてやると硬いのが柔らかくなるんです。

そして静止して長時間おくとまた硬くなる。

 

液体でもそういうのありますが、それと同じような物性があります。

 

で、そのゲージで硬いのを車でトンの荷重をかけ、熱が入るとあら不思議。

そのゲージの数値はちょっと新品より硬い数値くらいになったりも。

 

こういうややこしい話をすっ飛ばしてゲージの数値や年数、指で押して硬いとかで判断するってのはどうなんでしょうね?

 

 

というわけで、素人な方はこういうのがわからないでしょうから、お店に従うのが良いでしょう。

 

そして玄人な方はそういうものの見方で判断すればよいかと。

 

 

 

ちなみに硬さはブロックの残、つまり高さのほうが影響します。

まぁ、これも予想はできますよね?

 

 

というわけで、ゲージの数値がマストでだから中古はダメなんだ!・・みたいなyoutube を見たので説明してみた。

 

 

まぁ、広義では間違ってはないんですけどね。

 

 

はい、商売商売