みなさん、お久しぶりです。
今年、2024年も映画をそんなに多くはないですが40本ほど劇場で鑑賞しました。そこで、今年よかった映画をベスト10形式で発表したいと思います。
【まとめ】
今年は例年ほど「最高」「これで決まり」と鑑賞後に盛り上がった映画はあまりありませんでした。それでも秋くらいに集中して面白い、個人的好みの映画が連発して上映されるなど波がありました。話題作は一応、押さえましたがランキングに入っていなければ「そういうこと」です。
では、ランキングです。
1.「ソウルの春」キム・ソンス監督
1970年代末、朴正煕大統領が暗殺され、軍事独裁が一瞬だけ途絶えた時期がありました。それを「プラハの春」になぞらえて「ソウルの春」というようですが、本作はその経緯を描いた、「KCIA」に続く時代を描いた作品です。その後政権を掌握する全斗煥が、いかにクーデターを起こしたか、どれだけ空っぽな政治信条で、政権を掌握したいだけのクソ野郎か、ということが描かれます。全斗煥を演じたのは、「出れば面白い男」ことファン・ジョンミン。この作品と同じ座組で「アシュラ」という傑作映画があり、そこでも強烈キャラ「パクソンベ市長」を演じていて秀逸でしたが、本作は「アシュラ」越えともいえる怪演でした。むちゃくちゃ面白い、かつ緊張感の続く傑作でした。
2.「花嫁はどこへ?」キラン・ラオ監督
こちらはインド映画です。今年も何本かインド映画を見られました。さすが、日本にまでくる映画は秀作ぞろいですが、本作も素晴らしい出来栄えの映画でした。
旧態依然としたインドの婚姻制度。お嫁さんは夫の、またはその家族の所有物のように扱われます。本作は縁起が良くて結婚式が多かったとある日に、同じ婚礼衣装を着たお嫁さんが取り違えられ、全く知らない村に連れてこられたお嫁さんと、全く知らない駅に置き去りにされたお嫁さんの運命が変わっていく物語です。
この二人が対比的に描かれて、インドという旧態依然とした社会で、女性がどのように生きていくか、それをエンパワーする物語に正直感動しました。
3.「シビル・ウォー アメリカ最後の日」アレックス・ガーランド監督
これも過去との決別を描いてぐっと来ました。クライマックスの長回しには号泣。
7.「ゴールド・ボーイ」金子修介監督
名手、金子修介のジュブナイルスリラー。女の子をかわいく描く天才かと思いました。
8.「からかい上手の高木さん」今泉力哉監督
こんなにいい女優だと思っていなかった永野芽郁の一世一代の名演。今泉監督がすごいの??
9.「密輸1970」リュスンワン監督
いや、70年代リアルタイムに生きてきたワイたちにとって、この映画が描く世界は「捨ててきた」ダサいもの、のはずなのに、確かに見どころ満載のエンタメにしたことで呑み込んでしまった。2対50くらいの殺し合い最高でした。
10.「I Like Movies」チャンドラー・レバック監督
最近見た映画。怪盗グルーに似ている高校生がビデオ屋で働きつつ、受験する話。思春期とはいえあまりに言動が痛すぎて辛かったが、それでもラストに見せたある展開に泣きそうになったので10位にしました。
というのが10位までです。
別の趣味にもはまっている状態で、40本ほどの映画を今年も見られたことには感謝しないと。来年も面白い映画に出会えますように!







