今回の東京行きの話を、夕べ一気に書いたら

そうですね・・・時間にして4時間くらいは

かかったかな?

気力もなくて・・今はただ、しんどいだけ・・・。

今も、私の中ではヒロが・・ずっと居座り続けてます。

ここ数年、ヒロがこんなに私の中に

いたことはありませんでした。

ヒロって私には、すでにそんな存在だったんです。

だから、毎日来ることに嫌気もさし

だからと言って、何日か逢わないと・・どこか

物淋しい感じで・・・複雑な女心です。


男性の鬱が結構はやってます。

45位になると、それなりの地位と

収入、子供の事・・仕事家庭

それ以外の要因が、複雑に絡み合って

男性にストレスを与えるんでしょうね。

女性もそうです・・私が更年期の

走りになったとき、まず身体のしんどさ・・

それに伴い、気力のなさ内包してる

問題・・・当時の私は、問題山積みでしたから

結局鬱へ・・・別に治療した訳でもないけど

ヒロや横浜が私の事を、ずっと見ていたから

何とかなったんでしょうね。

(ついでに私が基本的に、明るくポジティブな

人間だから、乗り越えられたんでしょうね)

当時、ため息ついてしんどそうな私を見ながら

「何や?何がしんどいんや?言うてみ?」と

尋ねる事が何度もありました。

しかし、私の問題を彼に話しすることは

ありませんでした。

ヒロは、男同士の場合弱みを見せないって

言いますが、女性の場合は

好きな男に全部は、話せないんですよね。

そんな事で、好きな男の意識を煩わせたくないって

言う事なのか?それはわかりません。

でも、やっぱり相談すると言うのか、愚痴を聞いて

貰う相手は、親しい女友達なんですね。

女同士だと、ダラダラ愚痴っても

よくわかっているから・・そういう気安さもあるんでしょうね。

家庭の主婦が、旦那が話を聞いてくれないと

文句を言いますが、それは無理からぬ事です。

外でストレスを受けて帰ってきたとき

家で求めるのは、安らぎなんです。

そんな時、つまらない愚痴を延々話されたら

私でも爆発するでしょうね。

今回のヒロは、かなり重症です。

しばらく時間がかかると思われます。

毎年この時期、ヒロの鬱は出るんですが

今回ほど、酷い症状はありません。

放っておいたら、何をするやら・・・。

結局東京へ連れ出された時、内心

「なんか?嫁はん口実に、体よう東京へ

連れて行かれただけと、違うんか?」

って思いましたが・・・そうだったみたいですね。

あいつは、私と一緒の時間を作らないと

どこかへ出奔しそうな、自分が怖かったんでしょうね。

同じような年齢で同じような悩みを

抱えている男性に比べると、多分まだ、あいつは

恵まれた環境なんだと思います。

家庭で癒されなくても、私のとこに

安らぎを求められ、そんな時の私は

本当に優しい目で、男を包んでいますから

ほっと・・・する時間がもてる。

そんな場も、相手もいない人が多い中

ヒロは、恵まれていると思います。

でも・・・人には背負える荷物しか

神様は与えていないはず・・ヒロには

これが精一杯、違う人にはもう少し

余力があると思うから、そんな事に

なっているんですよ・・・。

(ほんな事・・ないかもしれんけど)

これを読んでいる同じ様な年齢の

女性の方に、是非お願いしたい。

旦那さん恋人・・・親しい友人

何でもいい・・・自分の身近な人を

一度観察して下さい。

しんどそうにしてませんか?

心を病んでいませんか?

そういう時は、躊躇せず手を差し伸べて

あげて下さい。

話をしない夫婦なら、休みの日に

少しでいいから

「どうしたん?しんどいなら、ゆっくりしいや」

で良いから、言葉を掛けてあげて下さい。

今抱えている悩みを、はき出させてあげる

そんな雰囲気を、作ってあげて下さい。

大切なのは、お互いを分かり合うことです。

男性の方にも、奥さんや恋人がしんどそうなら

一声掛けてあげて下さい。

そのほんの少しのきっかけが、支えになり

心の病気から、解放してあげられる

チャンスを作る事になるので・・・。

人間は弱い生き物です・・・。

私も経験しました・・・。

年齢的に、まだ大丈夫とか・・理解できないと

思っている方にも、等しくそういう時期が

やってきます・・・。

そんな時、自分の側で優しく包んでくれる人が

いてることが、一番のお薬です。

自殺へ至る前に、シグナルをキャッチして

あげて下さい。

大事な物を失う・・・その前に・・・

私からの、切なる願いです・・・。

愛されている・・そんな確信があれば

人間は自分の存在価値を見つける事が

できるはずなんですから・・・。

ヒロが元気になって、私に馬鹿話をして

笑ってくれる日が、早く来る事を

心から祈ってます。

ヒロを誰よりも愛しているから

私が・・・ヒロの事をこんなに好きだと

言う事を・・知って貰って・・・

昔の些か、自信過剰で馬鹿な

ヒロに戻って欲しい・・・。

なんて・・・愛おしい男なんでしょう・・・。

(顔見たら、どう見ても考えても

怖いし、私の好みではないのに・・・

どうなってしまったのか??

わからん・・・)

東京ちゅうとこは、食べるもの一つとっても

高いし・・・お昼時に食べたいものがない。

体調の悪いヒロは、あっさりした物を欲しがる。

それだけで、30分はうろうろしたでしょうね・・・。

結局交通会館の地下にある、蕎麦屋で

おそばを食べて帰る事になるんですが・・・。


「俺な・・・いつもやったら、東京行くって言うと

若干浮ついた・・って言うか、そんな感じがある

けど、今回は・・どうしてもあかんかったんや」

「何が?」

「せっかく大物とのアポ取って、やっとここまで

こぎ着けた仕事やのに・・・俺・・・東京いかんと

穴空けるんと違うかって、ずっと思ってたんや

東京行きたのうて(行きたくないの意)・・・」

その時・・なぜ今回これほどひつこく

私を誘ったのか・・・一緒に来て欲しがったのか。

「お前が来てくれんかったら、俺仕事ポカしてたわ」

そう・・・私と一緒だと言う、精神的な寄る辺が

欲しかったんです。

そこまで、今追いつめられていたとは

このとき、さすがに愕然としました。

いつも、あれほど自信満々で・・自分の仕事に

自信と誇りを持っているヒロが・・ここまで

臆病になって、ここまで自信をなくしているとは

夢にも思いませんでした・・・。

弱ったときに、今までの事を仕返しする

なんてことも、できますが・・今それをしたら

ヒロは・・・多分自分を失って、完全に病気に

なってしまうでしょうね・・・。

「○○屋の旦那が、お前がおらんようになって

気おかしいなった気持ち、俺ようわかるわ。

お前おらんかったら・・何もできひんわ

俺も○○屋の旦那と同じ道、一直線か」

「私な・・ずっと・・心配してたんや・・。

私とこ来てなんか・・ゆっくりくつろいで

ほっとしてるあんたを見てるとき、この人

家に居場所がないんやろな・・って。

なんか、全部しんどいんやろなって・・

思ってたんや」

「お前は・・なんでも・・ほんまにわかってるな・・」

言葉にする必要もないけど、そんなことはわかっていた

言葉にすると、ヒロを傷つけそうでできなかった

でも・・ヒロがまるで、小さい子供が母親に

甘えるように、全部話したせいで、私は再び

ヒロのすべてを受け入れ始めたんです。

愛おしい・・・こんな気持ちを感じ始めた・・・。

「俺帰ったら、病院行こうかな・・プライバシー

かなり守られるらしいし」

「そうやな・・心療内科行った方が良いかもしれん。

でも、男性更年期入ってるな」

「そうやな・・俺射精の回数減ったからな・・

1ヶ月に1回位やろ」

「1回って事はないで」

「でも、週に一回って事はないやろ」

「そうやな・・・しょっちゅう私を求める割にはな・・」

確かに若干、射精回数は減りました。

「嫁はんとは、もう3年くらいしてないし」

「それは嘘や」

「嘘やと思うやろ?」

「あんたが、我慢できるはずがない」

「夫婦ってそんなもんや・・ほんまにしてないわ」

3年云々は別として、確かに間遠になっているのは

確かのようですね。

多分、嫁とはそういう事をする気にもなれない?

いえ・・関係を作るのが、しんどくなってるんだと

思われます。

「そういうたら、私の携帯に変なメールが来てたんや」

「変なメール?」

「ふん・・n-ahoko@****って」

顔色が変わるヒロ・・・

「それ嫁はんや・・・」

「え?」

「その下のそれは、そうや・・・入ってる

プロバイダーのや・・ほんでどうしたん?」

「うん・・・受信しようかとおもたけど・・・

HTML形式で、添付ファイルで来てたから

何があるかわからんから、すぐ削除した・・・

そうか・・n-ahokoか・・・私の事あほって

言うてるんやな・・・」

何とも言えない気持ちで、笑う私・・・。

「すまん・・当分続くと思うから・・・

アドレス変えてくれ」

「ふん・・・」

「もう・・疲れたわ・・身から出たさびとは

言え・・・ほんまに・・・・あいつは・・・」

「・・・・・・」

そんな会話をしながら、やがて新幹線へ・・

「ちょっとねるわ」と言うヒロ

「ふん・・そうし・・・」

品川を出て、目を閉じて眠ろうとするあいつに

私は自分の視線を当てながら、ぼんやり考えて

いたのでした・・・。

「これでええのやろか?この人を苦しめてるのは

実は・・私と違うのやろか・・・?」

そう思いながら、ヒロの腕のぬくもりを感じるでした。

眠ることもできず、すぐに目を空けて

たばこを吸い出すヒロ・・・

「なんかしんどい・・・のぼせて汗出てくる」

「やっぱり、更年期やな、治療したら

ようなるみたいやで」

ヒロが再び目閉じたとき、通りかかった

車内販売でお水を買う私・・・

自分が欲しかったのではなく、多分車内の乾燥と

ヒロののぼせ等を考えると、お水を欲しがるやろと

判断したからでした。

案の定

「水ちょうだい」

と美味しそうに水を飲むヒロ・・・・。

そんな疲れたヒロの顔を見ながら

久しぶりに・・胸が痛んだんです・・・。

涙が出るような・・・甘くて切なくて

痛くて・・悲しい・・そんな感情を・・・・。

大阪へ着き、今日はもう私のとこへこないと言う

ヒロと別れ・・・部屋に戻り、ヒロにメールを打つ私

「今ついた・・疲れた・・昨日今日って寝んと

動いてるから、当たり前やわな・・・

元気な顔見せろよ・・・って・・・

すぐにヒロから

「ありがとう、歩いてて涙出てきたわ」と

返信してくるヒロ・・・・

当分携帯ではなく、パソコンでメールのやりとりを

することを決めたんですが、どうもここ2~3日

ヒロのメールが届いてないんです。

だから、テストをかねて私がメールを送り

それを読んだら、返信して・・着いたら私が

再返信すると話をしたので

メールを書いているうちに・・泣けてきて

「ごめんな・・しんどいのわかってるのに

何もしてあげられへんで、ごめんな」と

いつも間にか、涙を流していたのでした。

心が痛い・・・苦しくて・・窒息しそうな・・・そんな

今・・ヒロの気持ちがわかるから・・涙が止まらない。

私は結局何もできず、そっと見守るしかないのですが

それでも・・多分ヒロには一番の薬なのかもしれない。

最後にヒロが私に言った事を・・・

「おまえとは8年か・・8年もこんな濃厚な関係作ってると

不倫じゃなくて本気なんや・・・愛人・・・お前は愛人や」

「やめてよ・・愛人って・・」

「ええ言葉やとおもわへんか?愛の人やで

愛人や・・・お前はほんまに・・・俺の愛や」

「あほ・・もし私らが出逢ってなかったら

どうしてたやろな?」

「さあ・・俺がリタイアしてたか・・違う愛人作ってるか・・

どっちかかな?」

ふっと笑う私・・・

「多分・・であってなかっても、求め合う魂は

結局出逢ってしまうんや・・きっと・・・・」

そう・・・私の魂の半分があいつなら

私は・・・どんなに長い時間を掛けても

あいつを必ず・・・見つけ出したと思います・・・。

私は・・・あいつを・・・誰よりも愛おしく

誰よりも、大事にしてやりたい・・・

そんな存在なんです・・・・。


仏教でも女性は戒が多い

それは、女が男より多くの快感を

感じるから・・そうして戒めたのでしょう。

私は、また一つ多くの快感を知り

また一つ、戒を持つことになったのかもしれない

罪深い女ですが・・・その罪をあがなう為に

ヒロを今は・・・癒す・・・そんな時期なのか?って

思ってます・・・・。

求め合い絡み合う・・二つで一つの魂の・・・・

 人それぞれに、色んなセックスがあって当たり前

どれがおかしくて、どれが正常か?なんて

誰にも言えない事です。

私とヒロのセックスは・・確かに普通から見ると

若干変態になるんでしょうね・・・。

でも・・そんな愛の形があっても、別に悪くはないでしょう・・・。


 ヒロに求められるまま、アナルを許した後

ヒロが・・・「マッサージよぼか」と言い出す。

「ええけど・・・」

「お前してもらえ」

「ええわ・・ヒロしてもらい」

「お前がマッサージされてるとこ、見たいんや」

そういうと、マッサージの手配をするヒロ

1時過ぎからのマッサージ・・・。

上にパジャマは着ているけど

下着は着けてない・・・。

そのパジャマも長い上だけで、下はないタイプ。

ベッドの上でおねおね・・・ヒロが私の胸を触り

私がヒロの物を愛おしむ・・・。

やがてマッサージさんが来て、マッサージを受ける

私を見てる間に、きっちりヒロが

「気持ちよさそう・・・」

結局ヒロも受ける事に

そのマッサージのおばちゃん・・・

ヒロも受ける事になると、私のは適当に

して、ヒロのとこへすぐに飛びうつる・・・。

なんか・・嬉々としてヒロのマッサージしてるんですよ。

まぁ、焼きもちもありませんがね。

姿勢を変えるとき、ヒロの物が・・・ポロンと・・・

あわてて前を隠すヒロに、何とも言えない

雰囲気でマッサージさんが・・・パジャマを整える

やがてマッサージさんが帰って行った後

私をベッドへ誘うヒロ・・・・

「あかん・・あのマッサージきかんかった

ちょっと背中押して」

と再度私にマッサージさせるヒロ

背中を肘で押してやると

「う!!気持ちええ・・お前の方が効くわ・・」

そういいながら・・気持ち良さそうにする。

そんな・・・あんなをしながら、

私が隣のベッドに戻ろうとすると

「あかん!一緒に寝よ・・・」

と手を引くヒロ・・・

「わかった、ちょっと待って・・・枕持ってくるわ」

そういって、ヒロの隣に身体を滑り込ませると

私の胸に顔を埋めて

「何でこんなんなったんや・・・」

と泣き言を言い始めるヒロ・・

「大丈夫やから・・ほら・・・」

そう呟き、ヒロの頭を抱きしめてやるのでした・・・。

やっとヒロが寝息をたてた頃

外は白々と明け始めていました。

私が寝付いたのが5時頃でしょうか?

ヒロを残して、隣のベッドに戻り

眠りに入る私・・・・。

ほんの少しの睡眠を取るために・・・・。


いつものように、基礎体温を取った後

結局、日常の癖で8時過ぎには起き出し

どうしようかと・・迷いながら、化粧だけは

すませる事に・・・。

洗顔をして化粧をゆっくり終えると

ヒロが目を覚めしたとき、私が隣にいないと

不安がるのを、いつもの事で知っているので

ヒロの眠るベッドへと戻るのでした。

私が入っていくと、ふっと気づき

私の身体を抱きしめるヒロ・・・

「ああ・・お前がいてくれてよかった・・・。

怖いんや・・・なんか・・無性に怖いんや・・・」

そんな事を呟くヒロを、そっと・・・でも

力強く抱きしめてあげると

「大丈夫・・守ってあげるから・・」

そう呟くのでした・・・・。

その言葉に安心したように、甘えるヒロ・・・。

私の身体を再び求め始めるヒロの身体。

「私・・わかりやすい身体やけど、今回もっと

わかりやすい・・満足したセックスした後

私の身体、すべすべになるけど

今日は・・ほんまに凄いすべすべして・・

身体が・・・ヒロを求めている・・・・」

「ほんまや・・・お前の身体はええ・・・堕胎して

余計ようなった・・・・・可哀想やったけどな・・・・・」

ポツリと呟くヒロ・・・。

その可哀想は、当時精神的にかなり参っていた私に

なのか・・・この世に出してあげられなかった

子供に対してなのか・・・定かではないけど

多分・・・どっちにもかかる言葉なんでしょうね・・・。

もう一度、私の身体を求め・・私のアナルの中で

果ててしまったヒロ・・・・。

ぬれタオルで、身体を拭いてやると

そのまま、再度寝かしつけるのでした・・・。

もう少し時間があるから・・・・。

私は隣のベッドで、何すると言うこともなく

鞄の中を整理して、その後1時間チェックアウトを

遅らせると、11時にベッドに横になるのでした。

20分程うとうとすると・・・ヒロを起こし

チェックアウトをすませ・・・有楽町の駅へ・・・。

その道すがら・・ヒロが話した言葉がすべて

今回の東京行きの理由だったのでした・・・。

ここからは、また・・・中年の何ともいえない

つらさがある・・・そんな話になっていきます・・・・。

 私とヒロを見ながら、多分

「なおさん、何で?そこまでヒロさんに

尽くすんやろ?」って不思議に思っている人が

いてると思います。

それが当たり前でしょう。

夫婦でも、ここまで尽くさないでしょう・・・。

まして8年間泣かされ続けた私が、何でそれでも

ヒロをこんなに大事にしてるのか?

わかりません・・・でもね、もし自分の身体だと思えば

自分の魂の一部だと思えば、邪険に扱う事なんて

できないとは・・思いませんか?

私たちは・・多分・・・そんな関係なんです。


ベッドに戻り、ヒロの胸に顔を預ける私。

「今日は朝まで寝かせへんからな・・・」

そう呟く私・・・・。

そっと上を向いて、ヒロの顔を見ると

「ええよ・・そのつもりやから」

と私に唇を寄せるヒロ

「お前の身体はええ・・・ほんまに溺れそうや」

「太ったからな・・・」

「胸が大きいなっただけと違うんや

全体的に男を喜ばせる身体になってるんや」

「あほ・・・」淫靡な笑いを浮かべる私に

「お前な・・・終わってから目がぬれてるんや」

「え?目?」

「そうや・・そんな女初めてや・・・

やってる最中目が濡れるのは、当たり前やけど

お前は終わってからも、目が濡れて

男を惑わせるんや・・・」

「あほ・・・」

「お前・・・身体変わったな・・」

「え?」

「怒るから言うの嫌やけど・・・お前

堕胎してから、身体変わったぞ」

「うそ・・・・」

「ほんまや・・身体がええんや・・・

男を虜にする・・そんな身体になってきた」

「女って・・・妊娠すると身体が変わるんや・・多分

男の子供を身籠もるたびに、身体が一つ

男の物になってるんやろな・・・離したくなくなる・・」

「中国で最高のセックスするのに、女に妊娠させて

堕胎させる・・それが一番ええって言うのがあるな・・」

「酷い話や・・・・」

「お前は最高や・・ほんまに・・・お前は絶対離せへんからな」

「ああ・・」

何度か絶頂を迎えて、そんな話をしながら

ヒロが・・・・アナルを求めてくる・・・

「いや・・痛いから・・・」

「する!今日は絶対するぞ・・・」

「いや・・・あかんて・・いきなりは無理

ゆっくり、先に広げてからでないと」

そういうと、自分の指を1本2本と入れる私。

それを見て、ヒロも自分の指を入れてくる

3本の指が入ってきた私の・・・・。

それを引き抜くと、唾液を付け

私の中へ入ろうとするヒロ

「あかん・・無理やって!やめて!」

「大丈夫や」

そういうと、浴室のボディーシャンプーを付け

私の中へ無理矢理・・・入り込んでくるヒロ・・。

何度か拒否し、何度か無理に求められている

うちに・・やがて私の中へ完全に入ってきたヒロ

「ああ・・・あかん・・・気持ちいい」

「お前は・・エッチな女や・・アナルでも

いけるからな・・・俺は何人もアナルでしたけど

お前位や・・・アナルが濡れてくるのは」

「ええ??」

「節子もアナルが好きで、アナル求めて

アナルでいったけど、お前はアナルでいくし

入っていくとだんだん濡れてくるんや」

う~ん・・それって微妙・・・・そんなことを

思いつつ・・・ヒロとのアナルセックスを

楽しむ私・・・・。

ええ?気持ちええか??ですか?

そりゃ・・・はっきり言うて、痛いですよ!

ほんまに・・そんな・・・半端じゃない位・・

でもね・・・受け入れてしまうと

確かに違う快感があるんです・・・

何とも言えない気持ちよさが・・・

でなければ、そんなもの許すはずが

ないではありませんか・・・・。

そして・・夜はゆっくり・・その帳をおろしていくのでした・・・

蕎麦を締めで食べ、そこを出てホテルへ戻る私たち

結局再度出かける事になるんですが・・

私たちは、昔の恥ずかしい話とか、懐かしい話

楽しい話など・・多分・・・30年一緒にいる夫婦でも

話きれないだろうって位・・・話をしてホテルへ

戻るのでした・・・・。


ホテルへ戻り・・裸になって抱き合う私たち

「風呂入れてくれ」

「ふん・・」

バスタブにお湯を張り、ヒロを先に入れている間に

ノーパンでロビーのたばこを買いに行く私。

私・・物凄い短いスカート丈だったので

微妙に・・・見えそうな感じだったんです。

たばこを買って戻ると、ヒロが

「おい、一緒にはいろ」

と誘うのでした・・・。

「うん・・・・」

そういうと、洋服を脱ぎヒロの待つバスタブへ・・・

唇を合わせ・・舌を絡みつかせながら

耳元で囁くヒロ・・・

「昨日のセックス良かったな・・・」

「もう・・」

恥ずかしそうに照れる私・・・

「お前が俺の顔に、あそこ持ってきて

跨ったやろ・・あの時、お前を嘗めながら

物凄い感じたんや・・」

「いや・・・今日も顔の上に乗ってこい・・・」

そんなことを囁きながら・・・

「今日はアナルするからな」

と言い出すヒロ

「え??あかん、ローションもないし

痛いから嫌や・・」

「あか~ん、絶対する・・お前をもう一回俺のもんに

するんや・・・お前の全部をな・・・」

「う・・う~ん・・・・」

「最近、俺の事ずっと拒否してたお前を

もう一回、自分のもんにするんや」

「・・・・・」

「身体洗ってくれ」

そういうヒロの言葉に

スポンジにボディーシャンプーを付けると

泡立てて、ゆっくりヒロを洗い始める私。

首筋から、優しく背中腕・・・胸元・・・

「石けんの国やな」

「そやから、ソープで働け言うてるやろ」

「あほ、こんな年では無理や」

「あほ、最近のソープは70の爺ちゃんが

多いから、お前くらい年齢がええんや・・・

お前の身体ええし・・絶対人気者なるぞ」

「あほ・・・」

「あそこもあろて・・・」

そういうと、バスタブに腰掛けて私に

自分の物を預けるのでした・・。

私は、愛おしい物を扱うようにそっと

手に持つと、ゆっくりと・・ヒロの子供を

洗っていくのでした・・・。

私の胸をもみながら、ヒロは恍惚とした

顔を見せている。

「よっしゃ・・今度はお前や」

そういうと、私の身体をゆっくり洗い出すヒロ・・・。

私の中へ、指を這わせ・・感じさせるヒロ・・・。

「ああ・・・・・」

嗚咽を一つ漏らすと、二人でゆっくりバスタブに浸かり

そしてベッドへ向かうのでした。

ただ、私は身体を拭いた後

コンタクトが少しおかしかったので

洗おうとはずしかけると、これが乾燥で

妙にずれてしまい・・それを戻すのに

時間がかかるのでした。

「おい・・・」

部屋ではベッドでじれるヒロの声・・

「うん・・ちょっと待ってね」

何度も呼ばれるけど、張り付いたコンタクトが

なかなか言うことを聞かない。

ジリジリとじれて、何度も呼ぶヒロの声

(別に意識してる訳と違うけど、この妙な時間が

男にとっては、余計いきり立たせるのでしょうか?)

やっと元に戻すと、ヒロの待つベッドへ・・・。

激しい・・・終わることのない・・愛撫と

快感の世界へと・・私たちは獣のように

求め合うのでした・・・・。

 ヒロの嫁はんも、あほではないから

前から私の事はわかっていたはず。

ヒロが私と付き合っている事を・・・。

それを何かの時に、ねちねち責めるんでしょうね。

その気持ちはわかります。

でも、それでも別れずに私と一緒にいたがるヒロの

気持ちの奥を、どうして知ろうとしないのか?

どうして、ヒロを理解してやろうって

努力しないのか?私にはわかりません。

好きなら、相手を知ることから始まるはず

若い頃、その時間はたっぷりあったはず

ましてや、25年と言う時間は長すぎる程の時間です

腹割って話したら良かったはず

結構生活で疲れた夫婦って、大抵

こういう部分が掛けているじゃないのでしょうか?

普通より上の生活をして、世間的には

十分見栄の張れる旦那で

決して馬鹿ではなく、傍目には幸せそうな家庭

そんな器ばっかり、飾り立てて

料理で言うたら、一流の器に冷凍食品を

解凍して入れた様な・・時間も手間もかからない・・

周りの器が見栄で、料理が夫婦の中身・・・

中身が・・・何もなかった・・・中高年の離婚って

結局そんなとこから、始まるのではないでしょうか?


「お前とはもう8年・・・俺長いんや・・

付き合うと・・・節子と5年短いのでも3年

嫁はんとは、もう25年やからな・・・」

「そうやな・・でも、その25年であんたの悪いのは

私と築いた人間関係を、嫁はんと培ってなかった

事や・・私とせっせと人間関係作って

嫁はんはほったらかしでは、それは・・ちっと

可哀想な部分もあるで・・」

「確かに・・・そうや・・この仕事不規則やろ・・。

俺なんか、貧乏で親がいつも金の事で喧嘩してるを

見てたから」

「うちもそうや・・・・」

「そやから、自分の中で思い描いてたもんがあるんや。」

「何?」

「とりあえず、家庭持って自立して他よりちょっとは

裕福な生活して・・・それなりに生きていきたいってな・・

でもな、最近俺・・自分の人生が何やったのか・・

わかってないのや・・・必死で働いてきて

ここまで来て、でも居場所がない・・・気力がない・・

山やってる奴って色々おるけど、土方してるとか

韓国人と中国人の女に騙されて5千万の

借金背負ってる親父でも、なんか生き生きしてるんや。

でもな、うちの会社の人間みてたらみんな

抜け殻みたいで・・・うつろな顔してるんや・・・

そんな中でおると・・自分もだんだんそうなって

一体何やったのか?ほんまにそう思うんや」

「・・・・・・・・」

「貧乏で、ちょっとでもええとこ入って

見返したろっておもってきたけど、なんか・・な・・・

もう全部嫌なんや・・・」

「そうやな・・・わかるわ・・その気持ち・・・

私が2年前そうやった・・何もなくてしんどくて

もう毎日が死にたい、蒸発したい・・そんなん

ばっかり考えて、眠る事もできひんかった・・・

身体もしんどくてな・・・気力も萎えて・・・そやから

あんたのしんどさが、手に取るようにわかるんや」

「俺の人生なんやったんやろ・・」

「あんたとこの会社、大きいし特殊やから

周りからの見られ方・・・はっきりいうて

ちょっと・・・勘違いしてるとこあると思うわ」

「それはあるな・・・あの会社・・・疲れた・・」

「せっちゃんとも、人間関係作ったん??」

たばこを一つ大きく吸いながら

「いや・・あいつとは・・作ってないな・・・。

若かったから・・そうやな・・いきがってたんやな・・」

「いきがってた?」

「そうや・・一つ下で入ってきて

日がな一日一緒に仕事して・・・そんな中で

どっか・・見せたかったんやろな・・・」

「ふ~ん・・」

「そやから、俺が転勤なって、あいつと離れてから

別に会いたいとも思わんかったし、顔も見たなかったからな」

「ふ~ん・・」

「そやから・・」一つ大きなため息をついてヒロが

「お前とは何で、こんな濃密な関係ができたのか?

自分でもふしぎなんや。お前の顔みんと淋しい・・

こんなんなかったのにな・・・

俺・・自分の場所に入って

こられるの、嫌やからな・・・そやのに

お前には、何でも話せて甘えられる・・・

俺の唯一の安らぎの場所・・なんや」

「同じどぶ板の臭いがして・・私も同じ・・やからやろ・・

多分・・同じ臭いがしたんやな・・・」

「俺な・・今ほんまに、子供大きなって物わかったら

別れるつもりなんや」

「それはええけど、引取拒否するからな、私」

「きついの・・お前は・・・」

そういいながら、淋しい笑いを浮かべるヒロ

「でも、下の子が小さいから無理やんか」

「そうやな・・・子供が傷つくのが可哀想でな。

お前には悪いけど、はっきり言うて

離婚して、そんな奴あほちゃうかって

思ってきたけど、これだけ色んな事が多様化

してくると、それでもええか・・って思うようになったわ。

会社でもそう思うしな・・・。」

「私が離婚した頃は、風当たりきつかったで」

「そうやろな・・・」

「あんた、4人目の子供作ったとき

離婚せんように、そのために作ったんやろ?」

少し考えながら

「そうかもしれんけど・・・もうええわ・・・

別れて、給料の半分・・それでは可哀想やから

単身赴任してる時くらいの、金だけとって

後はやって・・俺は4畳と2畳の汚い部屋で

電話もなくて・・一人で生きていたい・・。

週に1回か2回お前とこ行って・・・話して・・・

お前の為に、出世はあきらめたしな・・・」

「私の為?」

「お前の為・・そうやな、そういう部分はかなりあるな。

お前との時間を作る為に、あきらめた部分や

でも、反面お前がおらんかったら、会社自体も

辞めていたかもしれん・・・家庭とか、仕事とか

どうでもええわ・・って思ってな・・・

お前が思いとどまらせた・・そんな感じかな」

「あほ・・・ほんまに別れようか・・それが一番簡単やで」

「やめてくれ!!それだけはあかん!お前おらんかったら

俺・・どうにもならんのや・・・」

苦しそうな表情を浮かべるヒロを見る私・・・。

「そんな、落ち込んだ時はな!」

笑いながら私がヒロに話しかけるのでした・・。

「2ちゃんねるの株板のもうあかん、損しまくりって

言うの読んでみ・・笑えるから・・ほんまに樹海行きみたいな

やつばっかりやで・・笑えるから・・・私

自分の持ってる株の株板見るのも好きやけど

これが一番のお気に入りなんや・・100万元手で

86万すった奴とか・・・結婚用の金使い込んで

どうしようもなくなった奴とか・・もう金ないのに

松村組の株全力買いして、自爆しようとしてる奴とか」

「なんやそれ・・」

私の話を聞きながら、笑いを取り戻すヒロ・・・。

心が・・・・痛い心が・・・わかるから・・・

通じる事がある・・・お互い傷をなめ合って

生きてきた・・・私たち二人・・・・

悲しすぎて・・・こんなにも、改めて

お互いの魂が、求め合っていたのかと

思いながら、半分泣き顔の私が

必死でヒロに、笑顔を取り戻させるように

笑わせるのでした・・・・。

そして・・・二人は・・・・魂のまま・・求め合う事に・・・

激しく切なく・・・どこまでも、むさぼるような

そんな夜が・・・二人を待っていたのでした・・・。

注文をすませ、ビールで喉を潤すと話を始める私たち。

「何でこうなったんやろ」

「自業自得ちゅうもんや」

「お前が今日、細工してくれたけどあかんわ。

嫁はん全部見とる」

「どんくさ・・・」

「はぁ・・・鬱や落ち込むわ・・・」

「私な・・思うんやけど、何であんたそんなに

怖いの?」

「怖い・・っていうか・・・」

「だって考えてみいな。あんたが私と付き合ってて

あんたが家に迷惑かけたか?家にお金入れへんとか

帰れへんとか?そんなことないやろ?別に

ぐちゃぐちゃ言われる問題違うやんか。

もっとどっしり構えて、居直り」

と私が話し始めると

「そうやな!そうや!俺別に家に迷惑掛けてないやんけ!」

「そうやろ?」

「そうや!何でお前と付き合ったらあかんのや!」

「・・・・・・・」

「お前とおると、なんか元気でるわ」

「あほ・・・」

「考えたら、俺の事一番知ってるのはお前やもんな」

「あほな・・・・」

「嫁はんにも、言えへんことお前には全部言うてる」

「・・・・・・」

「お前はええ女や・・綺麗やし・・・ほんまにええやつや」

「あほ・・私な・・・女って不思議やと思うんやけど

何度か恋愛するやんか、この男にこんな事されて

別れた、この男にはこんな事されて別れた・・・。

そんな事繰り返しているうちに、だんだんキャパが

大きなってるような気がするねん。

前の男は、こんな事してたな・・それから行くと

まぁ、まだ上値はあるな・・・・とかって思いながら

どっか許してしまうんやな・・特に私の様に

ヘビーな恋愛してる人間は」

「確かにお前は波瀾万丈や!最近、お前見てると

女は海やと思うわ。女が港で男が船で戻ってくる」

「そうやな・・・」

「なんか家にいても、くつろげへん・・・

お前とおると、ほっとするんや。

もし、お前がおれへんかったら、俺多分どっかで

挫折してたな・・お前がおったから、がんばれたんや」

「何で~な~」

「ほんまや・・・お前にも言うて無かったけど

俺最近ほんまに鬱なんや・・会社におっても

仕事に意欲がない・・何しててもおもしろない

とりあえず、なんかしんどい・・・

男って、なんぼ親しくても男同士には

弱みは見せへんから、そんな話はせんのや。

お前と横浜みたいに、何でも話する事ないからな」

「そうなんかな?」

「そうや・・・とりあえず、全部から逃げたい・・・。

逃避したい・・そう思いながら、やっと均衡保ってるのは

お前と山があるからや・・・」

「なんやそれ・・」

「いやほんま・・・お前の顔見て話して

山行って、いやされてるんや」

「私は癒されてないで・・・」

「まぁまぁ・・・最近、何回も言いかけてるんや・・・

俺は○○なおこと付き合って何が悪い!

あいつはええ女や。お前よりずっと、

ええ女や!ほっといてくれ!ってな」

「なんやそれ・・ついでに言うたら

あいつの方が、あれが合うんやって」

私が冗談交じりに言うと、また落ち込み始めるヒロ

「私な・・思うんや・・何で世の中の嫁はんが

浮気されて、怒るのか?理解できんのや」

「お前も怒るやんけ・・・」

「あほ!私がもし、紙で拘束された関係で

毎月あんたが給料入れて、帰ってきて

家庭を壊さへんのやったら、私はかめへん。

でもな、私にはそういうのが一切無くて

何もない、何一つないから、怒るんや」

「確かにその通りや、お前の話にはきちんと

理由があるから、いわんといてくれ」

「何それ・・・」

「お前は綺麗し・・お前見てると、こう・・・そそられて

つい手を引っ張ってしまうんや・・お前なそんな時

困った様な顔しながら、いややって言いながら

必死で抵抗しても、でも最終的には

受け入れてくれるやろ・・あれを見ると、物凄い

愛おしくて・・可愛いと思うんや」

「何・・それ・・・・変なの」

「男って、なんぼエッチな方がええって言うても

例えば3Pしよって言うた時、お前が

やろやろ!って言うようでは、萎えてしまうんや。

そこがお前には・・・嫌って言いながらも

いつも男の我が儘受け入れてくれる優しさが

あるから・・もしかしたら、男を惑わせる術かも

しれんけどな・・それでも、そんなとこが

なんとのう・・心が許せるんやな・・身勝手は

百も承知やけどな・・・」

「浮気される女にも、責任はあるんや。

浮気されるのは嫌・・・でも、旦那の面倒見るのも嫌

それではあかんやろ・・・

浮気されたくないなら、もっときちんと

旦那の面倒みたらなあかんとおもてる。

○○屋の旦那(Bさん元私の恋人)

の嫁はんもそう・・・あんたの嫁はんもそう・・

二人ともよう似てるんや・・同じ干支だけあるわ・・。

私には不倶戴天の敵やからな・・あの干支は・・・」

「そうやな・・」

「それと、あんたの嫁はんの大嫌いな所、

あんたになりすましてメールしてきたり、

私の携帯の留守電聞いたり、子供に電話させたり

して良いことと悪いことが全くわかってない。

いくら腹が立っても、それはしてはいけないことや。

違うか?」

「そうや・・お前の言う通りや・・あいつは

何もしらんと・・生きてきた人間やから」

乳母日傘で育ったお嬢さんには、世の中の

生きていく事の大変さが、いまいち理解できてないみたいで。

そんな話は延々と続くのでした・・・・・。

 ヒロがこのブログを見つけてしまった。

もっとも、ごねに堂々とアドレス入れてあるんやから

当然と言えば当然ですが・・・内緒にしてたのに・・・。


 東京へ向かう私は、半袖にしようか?

長袖にしようか?迷いながら、気温がわからないので

シルクのアンサンブルに、ヴィトンのバッグを抱えて

急いで新幹線に飛び乗るのでした。

新幹線に乗ると、ざんばら髪を

見栄えよくする為、車内で編み込みを始める私がいてる。

その間も、考える事といえば、あいつのうれしそうな顔と

困った様な顔・・・

そんな顔が交錯しながら、両隣の人に悪いなと

思いつつ、髪を触り続けるのでした、

センターから分け、両サイドで編み込みをして

それを、交差させてアップにし

後は髪飾りで荒隠しをしてできあがり・・なんですが

久しぶりにするので、なかなか手が動かない

その上、狭い車内で綺麗に結えないんですよね。

何度か編み込むと、まぁこれで良いかと思い

髪飾りを着け、イヤリングをして

ここしばらく、殆どしたことのない

女の格好をしたのでした。

ここには、微妙な私の気持ちがあるんですよ。

いつも汚い格好しかしてない私・・・。

ヒロは私が編み込んでアップにする髪型が

大好きなんですが、それすらしたことが

ないんですから・・・。

そんな私が、なぜ・・・きちんと身支度したか?

東京へ行くからと言うのもあるけど、朝は

汚い格好で良いわ・・って思っていた私が

なぜ??それは、ヒロに対しての思いやり。

ヒロの喜ぶ顔が見たくて、きちんとして

あげたのでした。

ホテルは銀座で取り、ヒロとは6時半に

有楽町マリオンで落ち合う事に。

苦い思い出がいっぱい詰まった街

東京・・・虚飾と見栄と欲望だけが

むき出して、とても人間の住む場所ではない

そんな東京へと、嫌でも2時間半もすれば

着く・・・東京での辛くて楽しい日々・・・中目黒の

マンションで、過ごした時間・・・。

二人で歩いた街・・・・。

そんなことを、思い浮かべている間に東京へ・・・。

山手線に乗り換え、品川方面に乗り一駅で

有楽町・・そこで降りるとマリオンへ急ぐ私。

マリオンの映画館前にヒロを見つけると

傘で突いてヒロに合図をする私。

「おう!」とうれしいような、困った様な顔をするヒロ

「先にホテルでチェックインするわ」

「そうやの・・どこや?」

「銀座一丁目のモントレ」

「どこかな・・・」

「確か・・交通会館を東へ行った様な気がする。

私も急いでいたから、はっきり調べてないけど。

しかし、東京のホテル高い!高すぎるな!

あほか!って思うたわ」

「そうやろ!ここは飛び抜けて高いし

ほんで、狭いんや」

「平気でダブル3万位つけよる、ふざけてるんと違うか」

「ほんまに・・・ここはあかん」

そんな話をして、やっさもっさしながら

やっとホテルへ・・・

「俺の名前で取ってるんやろ?」

「ううん・・私の名前」

そういい、小さなホテルのロビーで

チェックインをすませると

部屋に入るのでした。

ヒロがトイレをすませ、たばこを一本吸うと

そのまま食事へ・・・・。

東京で何を食べようか?銀の塔へ行こうか

というのに、私はちょっと重たい(気分も重たいし)

何か違う物・・と思い・・

「蕎麦で一杯」とヒロに告げるのでした。

「ええな・・ほなあそこ行こうか。

まあまあ旨いから」

と蕎麦屋にしては、大きな店に入り

注文をすませると、向かい合いながら

話を始めるのでした・・・・・。

 プロジェクトXが好きやと言う人が

結構いてますが・・私は嫌いなんです。

何が嫌いかって言うと、あの「何とかかんとか・・した」

って言う、全部”した”で終わるナレーション

物凄く耳障りで、大嫌いなんです。

あんなのは、日本語じゃない!

なのに、最近の新聞まで毒されてたまに

あの口調を文体にしてる事があるんです。

あったまに来て・・そういう日は、一日機嫌が悪い私なのでした。


 ヒロにメールをし、寝付いたのが3時も過ぎていた時間

朝は必ず、基礎体温をつけるのに早朝に目を覚まし

再度寝ても、株情報を見るため8時頃には

情報収集始めている私には、結構こういう

睡眠は・・しんどいんです。

結局その日も3時間ほど寝ていたか?どうかって

とこでした・・・。

まぁ、ええわ・・前場様子見て途中でお昼寝しよう・・

そう思いながら、株価ボードを見ていたのでした。

実は、株を始めてわかったことですが、この株の

売り買いの板を見るって言うのは、とても大切だと

わかったんです。

これを見ると、買いたいのか?売りたいのか?

その虚々実々の心理戦が

見えてくるので、これは・・・って時は

すかさず注文を出さすことができるので

ちなみに、先月の私の収支ですね・・・。

まぁ、結局色々勉強資金を払ったと思うと

結構利益圧縮したんですが(多分40万位)

それでも、175,000円程利益を出して

終わっております。

まぁ、資金100万程度では十分ではないかと

私は思っています・・・。

そんなこんなで、株価を眺めていた時

ヒロからメールが・・・携帯電話を見ると

「え?何かしたか」

と言うメール・・・

昨日の状況を見ると、えらい早い時間に起きて

メールを送ってきた事・・と少し訝りながらも

「昨日のこと覚えてるよな?」と

返事をするのでした。

すかさず

「何かしたかな?」

と言う返事・・・・。

説明するのも面倒な私は

「説明するのは面倒や・・今日は来たらあかんで」

とメールを打つとパソコンへと戻るのでした。

いつもなら、そのあと絶対返信してくるのに

おかしいな?返事けえへんわ・・と思いながらも

板を見るのに忙しい私は、周りの用事を

すませながら、時間を過ごすのでした。

やがて30分程してから、ヒロから電話があったんです。

「もしもし」

「もしもし・・えらいこっちゃ。嫁はんお前のメール

読みよった」

「え?」

「変なメール来てなかったか?」

「いや・・・」

「そうか、来たら無視しといてくれ」

「わかった」

電話を切ってから、あ!そう・・朝一のメール

あれが・・そうやったんやと・・わかった私。

メールをしようかと思っていると、ヒロから再度電話が

「なぁ、頼むから今日一緒に東京来てくれへんか?」

「無理や・・・」

「頼むわ・・ホテル取るから」

「無理やって・・・」

「ほな、今から新大阪きてくれへんか?」

「え??あかんわ・・私、用があるし」

「何とか頼むわ・・・相談したいし」

その哀れな声に仕方なく

「わかった・・・」

「俺、11時過ぎには着くから新幹線の改札で

待っててくれ」

「わかった・・・」

そういって電話を切ると、身支度をして

仕方なく新大阪へと向かうのでした。

ヒロがどこにいてるのか?

わからずに中央待合いにいてるから

とメールをすると、

「着いたから、在来線から乗り換えの、

新幹線の切符売り場まで来てくれへんか」

と言うので、東口の辺りへ行き探すのでした。

でも・・・見つからない・・・

ヒロが「どこにいてるんや」というので

「東口のまえの、ロッテリアの前」

「ロッテリアの前やろ・・ああ!おった!

こっちや」と改札の向こうから手を振るヒロ

「私に入ってこいって言う訳やな」

「ついでに新幹線の切符もこうておいで」

「あほか」

そういって電話を切ると、入場券を買い

中へ入る私。

ヒロの側へ行くと、開口一番

「あほやな・・・」と言う私。

「参ったわ・・・何でこうなるんや」

「そやから、ちゃんとロックしとけ言うたのに。

私のメール全部読んだんか?」

「いや、昨日の分だけや」

「何やしょうもな・・それやったら、策はあるやろ」

「どうして・・・」

「ええけど、あんたももう腹括って別れたら?」

と冷たく言う私・・にヒロの疲れた顔が見えるのでした。

「しょうがないな・・・」

と私は、ヒロの携帯と私の携帯に

私が送ったメールが間違いであったかのような

そんなメールを2~3通送受信させたのでした。

「私のメール全部消して、帰ってきたときに

これ見せ」

「ふん・・・」

不安そうに私を見つめるヒロ・・・。

はぁ・・・・ため息をつく私に

「なぁ、頼むわほんまに・・一緒に東京来てくれ!」

懇願するのでした。

その形相の哀れな事・・・あんまり疲れて

ぼろぼろになっていたので、仕方なく

「わかった」と答える私。

するとうれしそうな顔をして

「俺まだ指定取ってないんや!お前一緒に

指定取っていこう」

と、このまま私を引っ張るつもりのヒロ。

「あかん、一回帰ってからや」

「ええやんけ」

「そんなはよ行っても、仕方ないやろ?」

「そうやな・・・何時頃来る?」

「夕方・・6時頃かな?」

「わかった・・ほなホテルとっといて」

「ホテル~????私が取るんか?」

「いや・・その・・あの・・・」

「あんたの名前でとっとくわ」

「え・・・」

と口ごもるヒロ・・・。

「ぼけ・・・」

とりあえず部屋に戻る事を告げると

「帰って着替えてくるんやろ?」

と、なんかうれしそうに言うぼけ茄子!

このまま綿シャツに、Gパンでも良いと

思っていた私が、そういわれて仕方なく

帰って着替える事になるのでした。

部屋に戻り、パソコンを片付け

シャワーを浴びて、身支度し

イタチの世話を子供に頼むと

その足で、私は東京へと向かうのでした・・・・。

そして・・・甘く切なく・・心が痛い・・・

そんな長くて濃密な夜が・・・始まるのでした・・・。

 昔からそうですが、こういうのを書くときは一気に

書いてしまいます。

そうでないと、伝わらない事があまりに多すぎるので・・・。

今日の私は、かなりブルーが入ってます。

まるで・・・ヒロが私の中に入ってしまったみたいに・・・・


「ええか?絶対やぞ」

私にそういって、3Pの相手を探すように求めるヒロ。

私が渋々ながら、了解するとうれしそうに

顔をほころばせながら・・・

「嘘違うぞ、やっぱりやめたとか、後でメールするな!」

小さく顔を横に振り・・「探すから・・・」呟く私。

「そうか・・・おれ、今日むっちゃエッチな気分なんや!

明日俺、期待満々で来るからな!もし見つかってないとか

言うたら、暴れるぞ」

「そんなん言うても、わからへんやんか・・見つかるかどうか?

そんな事」

「お前の裸アップしとけ・・」

「嫌や!何でそんなもん!」

「あか~ん。絶対見つけるんやぞ」

「どうするの?もしその男の方が良くて

ここに出入りする様になったら?」

「それもある・・そやな・・ホテル行こうか」

「ホテル?嫌や・・・」

最近ラブホなんて、使った事もないけど

使いたくもないし、不潔感があるので

できればご辞退したい・・・。

「その方が俺も安心やし」

「う~ん・・・・」

「そうや、ホテル行こう・・・何やったら

俺が帰るまで、そいつと飯食っててもええぞ」

「あほか!何で私が訳わからん男と飯くわな

あかんのや!嫌や」

「まぁ、どっちでもええ・・木曜日の夜から

金曜日まで遊ぶんや・・ええな」

「わかった・・・」

いつもの事やから、ヒロがこう言い出すと

絶対言う事聞かない、だだっ子になるのは

長年の付き合いでよく知ってる私。

ここは適当にうなずいて・・後は知るか!と

内心思っていたんです。

「さ・・はよ帰り・・・」

「うん・・・帰る・・・・」

そういいながら、ぐずぐずするヒロ

私は翌日、どうしても用事で人と会わないと

いけないので、内心ジリジリしていたんですが

ヒロは、どうも・・・帰りたそうにしない。

何度か促した後、やっと御神輿をあげたヒロ

「ほな帰るわ・・・」

そういうと、玄関で私の身体をまさぐり始め

激しく口づけしてくる・・・・。

隣の部屋のドアが閉められた音が聞こえてくる・・・。

そんな音を聞きながら、ヒロの愛撫に身体を

潤ませていた私に・・・ヒロは突然

私が着ていた物を、またしてもはぎ取ると

パンティーまで脱がし、ブラジャー一つの姿の

私を、外へと連れ出そうとするんです!

「嫌!やめて、絶対嫌や!!」

「こい!お前が明日約束守るように

はよ、出てこい!」

「嫌!!!」

ドアを開けて、半分身体を外へ引きずり出された私

「いや!隣の人今帰ってきたとこやんか!

うるさいから見に出てきたらどうするの!!」

やっとの事で、部屋に戻る私。

その時の私は憤怒の形相・・・。

「また・・そうして怒る・・・・させたかったんや」

「信じられへんわ!隣から音したとこやのに!」

「ええやんけ・・そんな怒るなよ・・」

「いや!」

「明日、見つけてくれるやろ!」

私は怒りから、声も出さずにじっとうつむいて

黙っているのでした。

「なぁ?ええやろ・・そうやって怒るから

俺帰られへんやんか・・・」

と再度そこで、私の身体を求め始めるのでした。

このへんで帰らせないと、タクシーを待たしているし

第一私がしんどいので

「わかった・・」とつげると、ヒロは納得して

帰って行ったのでした。

汗をかいた私は、シャワーを軽く浴びて

部屋に戻ると、携帯で

「絶対嫌やからな!頭来てるんやから!!」

とメールを打って眠りに入ったのでした・・・。

まさか、このメールが嵐の始まりとも・・・知らずに・・・。