今回は卒業生のNさんの事例をもとに
お話をさせて頂きます
Nさんは
出産前はお仕事をされていましたが
出産を機に専業主婦になり
お子さんが３人いらっしゃいます。
ご主人は会社を経営されています。
結婚当初は
楽しく仲良く過ごしていましたが
結婚後、
夫婦間に亀裂が生じ始めます
相談時の状況
会話はするけど最低限の会話。
夫婦の会話を楽しみたい！という
気持ちがあるのですが
言葉をかわせば
お互いに否定、文句が出てしまい
喧嘩になるか
ご主人が会話をやめて
自室に行ってしまう。
とはいえ、
家族みんなで一緒に食事をしたり
家族でお出かけをしたりすることは
普通にある関係でした。
Nさんの望み
関係が冷ややかになる前の
普通に楽しく会話が
出来る関係になりたい。
自分に自信を取り戻したい。
このような想いで
スクールで学ぶことを決意されました。
経過と問題点
スクール開始後、
状況を伺う中で
明らかだったことが
お互いにお互いの役割を
理解していない。
ということ。
これって、
なぜ起こるのかというと、
自分が相手の状況を
理解していないこと
その上で、自分の気持ちばかり
理解させようとしていること
そして、
自分が自分の役割を
理解していないということ
などによって起こります。
どういうことかというと、
相手の状況が理解出来ていないと
相手に感謝が出来ず
“えらそうに！”とか
“私だってしんどいのに！”とか
文句が出てきます。
そして、
自分がいかにしんどいのかを
理解させることに必死で
“労わってほしい！”とか
“感謝してほしい”など
言葉や行動を求めてしまうようになります。
さらに、
自分の役割を
自分で認めていないことで
家事が出来ていない部分を
少しでも指摘されると
“責められた”と捉えてしまいます。
これにより、Nさんご夫婦は、
夫婦がすれ違うどころか
戦ってしまっている
という状況になってしまっていました。
改善ポイントと結果
そのため、
Ｎさんには、まず最初に、
自分の役割を認めて頂くため、
自分の心と向き合うことに
集中して行って頂きました。
すると、
２か月目には
ご主人との会話が
増えるようになりました。
流れとしては、
自分の心と向き合うことにより
自分の役割を認め、
自分の役割を認められることにより
ご主人が担ってくれている役割を
見る余裕が出来ます。
それによって、
ご主人に感謝が出来るようになり
労わることが出来るようになります。
それが出来るようになると
戦う必要がなくなるので
ご主人も
労わってくれたり
感謝を表現してくれるようになります。
という流れです。
ということで
今回はＮさんの事例から
改善ポイントをお伝えしました。
いかがでしたか？
Nさんと同じお悩みがある！
という女性が
ご主人と労わり合えるようになるために
やってみてほしい２つの行動をお伝えします！
ステップ１
ご主人に理解してほしい！と
感じている部分を
自分は認めているのかを
振り返ってみましょう。
（例）
・頑張っている自分を褒めてあげてる？
・労われている？
・出来る妻じゃないと認められないって
思ってない？
など
ステップ２
ご主人の立場と自分の立場を
完全に交換した場合に
「それでも良い」と思えるかどうかを
考えてみましょう。
（例）
・家族が生活をしていくために
何が何でも稼ぐという責任
・職場での男性特有のプレッシャー
（弱音を吐かずに結果を重視）
・子供と過ごしたくても仕事を優先（家族のため）
など
是非１度やってみてくださいね！
ちなみに、Ｎさんは
４か月目には
約１０年ぶりの２人でのデートも
叶えることが出来ました！！
夫婦が分かり合えない時や
戦っているときは
まずは
ご自身とご主人の
心を理解していく
男女の心のしくみを知った上で
自分のことも
ご主人のことも
理解して行動すると
視点や思考に変化が出てくるので
２人の心の溝を埋めていくことが
出来ますよ
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