魚油(EPAやDHA)は研究で効果が無いと結論。 | -

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変化を出し続ける未来思考コーチング

こんばんは、遠隔気功師 成です。

さて、今週のバラ色ダンディでのT博士のお話は、「魚油は効果がない」ということでした。

そもそも、魚油に含まれるオメガ3脂肪酸が健康に良いとされた理由は、2つあります。

1.1970年代にオランダのハンス・バング博士とヨルン・ダイアバーグ博士がグリーンランドのイヌイットに心臓血管関連の症例が特に少ないことからEPA、DHAなどのオメガ3脂肪酸に心臓血管疾病に対する効果があると発表。→実は、2人は医師ではなく、栄養学の博士で医学的な調査ではなく、医師がほとんどいない地域の役所で死因を調べただけだった。この地域は医師の死亡診断書がいらない地域だった。つまり死因が正確ではない。

2.1990年代にイタリアの研究論文1日1グラムの魚油を摂取した患者は、ビタミンEを摂取した患者より死亡率が低かったと発表。→その後、ウィスコンシン大学付属病院で12,000人の被験者を対象に魚油1グラムの効果を測定したところ、心臓血管による死亡率に全く変化なし。

で、その後も研究されており、

1.2005年から2012年にかけて24以上のオメガ3脂肪酸に関する大規模研究発表。

2.全ての論文でEPA、DHAの臨床効果を否定。

3.医学的には「プラセボ以外の効果なし」と圧倒的な臨床研究量で既に結論。

にもかかわらず、全世界でのEPAやDHAの売上が2倍になっています。どれだけ、全世界の人が真実に気づいていないのやら・・・。

また、ウィスコンシン大学のスタイン博士の推奨は、EPAやDHAサプリメントの摂取をやめ、週に2回以上、脂肪の多い魚を食べることを推奨。魚にはEPAやDHA以外の健康によい栄養が酢酸含まれているから。

これからも、うつに効くとか、いろいろな話が出てきても、24以上の大規模研究で医学的に効果が無いと結論されているので、これらを理解した上で買いましょう、とのことでした。

僕も10年位前に摂取してたいた事がありますが、特に効果はありませんでした。

遠隔気功師 成