空手昇級審査の日でした。
初めての審査を迎えた
昨年以降
技術だけでなく精神面でも
要求性を高め稽古に臨んできました。
小学生の中で一緒に稽古した
年長の二人には
肉体的にはもちろん、
精神的にも厳しい稽古と
なったと思いますが、
あえて要求性を下げることもなく
高いレベルで追求し続けました。
保護者の話を聞いても
空手に行くまでぐずったりと
毎回が自分との闘いだったと言うことでした。。。
しかし世知辛い世の中、
これから歩んでいく長い人生には
色んな厳しいことが待ち受けています。
理不尽や不平等が横行し
単に頑張ったものが
頑張ったなりの評価を受けるとは限らない
そんな社会と格闘していかないといけません。、
武道を志す以上
そんな世の中を切り開く力と
どんな壁でも乗り越える
強い力を養っていってほしいのが
指導者としての想いです。
昨日の審査では
普段の取り組みの集大成、
自信を持って、
これまでやってきたことを
十分に出し切ることを伝えました。
子供達は
いい意味でこちらの予想を
大きく裏切ってくっれました。
普段の稽古では見せなかった
集中力と精神力を見せてくれました。
その姿に多くを気付かされ
思わず目頭が熱くなることもありました。
彼らにとってもそうですが、
自分自身にとっても
同じ体験など全くなく
全てが初めてのこと、
ある意味手探りの中での稽古です。
だからこそ
奢ることなく子供たちと
真摯に向き合い
もっと気持をぶつけ合うことを
ひそかに、そして強く
感じさせてくれました。
また新しいスタートに向けて
しっかり力を養ってきましょう。
子供達、保護者、スタッフはじめ
関わったすべての関係者に感謝、感謝、感謝です。
写真を撮る余裕もなかったので昨年の写真です。

