今朝は明治神宮から。本当は5時の開門に合わせたかったが起きられなかった。


 歳のせいだから仕方無い。貴女が歩いた、2人歩いた、表参道の馴染みの道を歩いた。


 6時前、外国人観光客も無く、人影も無く、緑の息吹を一杯に吸い込んで参道を歩いた。


 参拝の方は本当に僅か、本殿前で手を合わせ、ゆっくり祝詞をあげて祈る。

 1時間でも此処に居たいと思った。佇んで、神宮の清々しい空気に身体を浸した。


 参道を戻ると、少しづつ参拝の方の姿が視え始めた。また、こんな時刻に来たい。

 解体予定のビルを見掛けた。2人の記憶の風景は失われて行くと寂しく思った。

 いつもと違う道を抜けて、いつもの穏田神社へ。神社に着くと何だかほっとする。

 自分はお休みの日なので、本殿前の少し端の方に寄って長めに祝詞をあげて祈る。

 貴女のことを祈っている間に、いつの間にか雲間に青空が視えるようになってた。
 貴女への気持ちを込めてお詣りすると、心も身体も軽くなるような気がする。

 どうか、今日も、貴女が安らかに暖かく、優しく穏やかに、大好きな笑顔で居ます様に。

 今日は、苦手な歯医者の予定は有るけど、それだけ。今日も、貴女を祈るよ。