昨日の『奇跡体験アンビリバボー』を見たというたくさんの方からご連絡を頂き、兄夫婦の事ながら私も大変嬉しく思います。彼等が積み上げてきた人生の一部がほんの少しでも共感や感銘をうけたと言われ、兄夫婦に代わり厚く御礼申し上げます。


人が成長する為にはいくつかの方法がある思います。

それはただ単にプラスの要素だけではなく、時にはマイナスの要素も必要になってくるのでは?と最近考えるようになりました。


プラスの要素(ポジティブ)といえば競争心・ハングリー精神等が挙げられます。

マイナスの要素(ネガティブ)といえば嫉妬・虚栄・疑心等です。

東洋医学でも少し解釈は違いますが陰陽のバランスが崩れると病気を起こし易いので、陰陽は常に同じ量だけ持っていなくてはならないという考えがあります。


プラスの要素とは相手と切磋琢磨して自分の能力を高めたり、自分を追い込んでその上から更に何かプレッシャーを掛ける事によって何かを生み出そうとする。要は自分の能力を高めようとする思考です。

これはポジティブシンキングとも言えます。

逆にマイナスの要素とは自分には無い物が相手にある事に対する妬み、自分や相手に疑ってしまう、見栄を張りその嘘がばれない様にする為の嘘。これ等に共通する事は自分を内側に引き込んで下に下げてしまうという事です。これらはネガティブシンキングです。


では何故ネガティブなものが必要であるのかという事になります。

私はこのネガティブな要素というのは自分を客観的に見ているからこういう考えになるのでは?と思っています。例えば妬みというのは先程言った様に自分には無い物が相手にあるから生まれるのであって、自分に無い物が分かっていないと妬みが生まれない。自分や周りに対して疑心暗鬼になるのは自己を守る防衛反応であり、直感的にこの人に何かあると思っているから。そして虚栄があるという事は自分の能力以上の物を見せようと思うからなので自分の現能力を分かっている。と解釈出来るのでは無いでしょうか?


ただ、ネガティブな要素をポジティブに変えるという考え方を持っていなくてはなりません。自分のネガティブな面を評価し、それをいかにポジティブに変える転化が重要です。

これは人それぞれ何かしら有ると思うのでそれを如何に早く変えられるかで、自分の成長を促すスピードが変わってきます。

自分を成長させる為にはネガティブな考え方を否定せずに、是非それを受け入れて評価してみてください。