本日は、アメリカ野球留学マメ知識の第2回、大学のリーグについて書いていきたいと思います。
どの位の数のリーグがあるの?
まずは、少し日本の大学野球とアメリカの大学野球の組織の違いについて書いて行きたいと思います。
日本の大学野球は皆様もご存じの方も多いと思いますが、東京六大学野球連盟や、東都大学野球連盟のように、日本各地に野球連盟があり、それぞれでリーグ戦を行っています。
更に、リーグによっては、東都リーグのように、1部~4部まであったり、その中で入れ替え戦などがあったりしますよね!
それに比べ、アメリカでは、基本的に、大きな4年制大学の体育協会は2つ。
一番大きく、テレビにも映るのがNCAA(全米大学体育協会)
細かくカンファレンスと呼ばれるリーグには分かれていますが、基本的には1つの組織であります。
またディビジョンⅠからディジョンⅢまで、日本風でいう1部から3部までレベル分けされていますが、日本のように入れ替え戦などは無く、基本的には、学校の規模や、スポーツ施設などの規模に応じてディビジョンが決まっているそうです。必然的に1部のディビジョンⅠの方が、設備も良く、良い選手が集まりやすい環境であると言えるでしょう。
現在アスリートブランドからも、後ほど説明しますコミュニティカレッジでの大学野球を経て、NCAAで活躍中の選手がいます!
実は、私も2年前、このNCAAのディビジョンⅢのチームでプレーしていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160229/18/athletebrandemployee/d6/09/j/t02200220_0720071913580183886.jpg?caw=800)
このNCAAの他に大きな体育協会がNAIA。
こちらも、毎年プロも出てますし、比較的競争力のあるリーグであるといえるでしょう。
その他にも、アメリカでは2年生大学(コミュニティカレッジ)の野球も盛んです。
コミュニティカレッジからプロに行く選手などもいまして、私大学時代の同期も2人ほどコミュニティカレッジから直接MLBドラフトにかかり、プロ入り、1人はNCAAの大学へ編入してからドラフト指名された選手がいました。
有名な選手ですと、昨年のナショナルリーグMVPのブレイスハーパーもコミュニティカレッジから全米1位でMLB入りしています。
ブレイスハーパー大学時代動画
また留学生にとっても実はコミュニティカレッジから4年制大学を目指すというのは非常に良い選択であると言えます。
まだアメリカで何も実績がない状態で、NCAAのディビジョンⅠの大学の野球部に入るというのはなかなか難しいというのが現状です。
そこで、まずは、英語などの面でも、入部しやすいコミュニティカレッジに入学、そして入部し、2年間実績をつくる。
その後、4年制大学からオファーをもらい編入。中には野球で奨学金を貰い、ディビジョンⅠやディビジョンⅡでプレーしている(した)選手もたくさんいます。
少し話は色んな所に飛びましたが、
大きく分けてアメリカの大学野球は、
NCAAやNAIAなどの4年制大学のリーグ
コミュニティカレッジなどの2年制大学のリーグ
に分けることが出来るかなと思います。
そして、そのどのリーグも非常に競争力があり、
どこからでもプロや、有名大学への編入など、ステップアップのチャンスがあるのもまたアメリカ大学野球の特徴かなと思います。
次回は、その大学野球のシーズンの流れについて書いていこうと思います。
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