アスリートプラス パーソナルトレーナーの浅野です。



パーソナルトレーナーの役割の一つにクライアントの体力を向上させることが挙げられます。

実際は、これがすべてと言っても過言ではないかもしれません。

では、具体的に体力とは何を指すのでしょうか。

体力は、「行動体力」と「防衛体力」で構成されます。

行動体力とは、運動する能力で、体力テストによって測定される筋力や持久力などの体力であり、防衛体力は、様々なストレッサ―に対する抵抗力で健康なコンディションを維持する能力です。

トレーニングによって主に向上させることが出来るのは、行動体力です。


行動体力を分類すると下記のようになります。


1.行動を起こす能力
 1)筋力
 2)筋パワー

2.行動を持続する能力
 1)筋持久力
 2)全身持久力

3.行動を調整する能力
 1)平衡性
 2)敏捷性
 3)巧緻性
 4)柔軟性

これらの中からクライアントに必要な体力を適切に見極め、必要な刺激を運動によってクライアントに与える必要があります。

実にシンプルですが、これがなかなか難しいわけであります。

少なからず、仕事を遂行するには、運動生理学、正しいエクササイズテクニックの習得、プログラム作成能力、優れた指導力などの能力が求められるのでは、ないでしょうか。

正直、今の自分にはまだまだ足りないところが多くあると感じています。

日々是鍛錬也の精神でこれからも精進致します。


追記

スラックラインやボルダリングで体幹を鍛えようと言っていた方々は、ラグビーで体幹を鍛えようとは、言わないのだろうか?

※参考文献
スポーツ医学 【内科】 (はじめて学ぶ健康・スポーツ科学シリーズ)/化学同人

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アスリートプラス パーソナルトレーナーの浅野です。

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本日は、大宮ソニックシティで開催されたNSCAジャパン 南関東ADセミナーに参加して来ました。

講演テーマは、

国立スポーツ科学センターのトレーニング指導員 河森直紀氏による「爆発的パワー向上の科学的基礎」でした。

5時間という長い講義ではありましたが、これでもかというくらい知識爆弾を投下され、

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パワーが爆発する前に自分の頭が爆発。

全てを理解できたといえば、嘘になりますが、

少なからず、各エクササイズの特徴(感覚や個人の感想ではなく、科学的知見に基く)を理解した上で、目的に合ったエクササイズを的確に選択する事が重要であるという事は再確認出来ました。

さっ、帰って復習します。

アスリートプラス パーソナルトレーナーの浅野です。

本日は新座消防署で開催された上級救命講習を受講してきました。

恐らく1000回以上、胸部圧迫を実施しました。

最近は、胸部圧迫がかなり重要視されていて、AEDは、あくまでおまけ位の存在だそう。

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みっちり8時間、救命処置の手順と実技を学んできました。

トレーニングと一緒でこまめに練習しないとスキルが低下するのを実感。

実は、日本の救命率(心臓疾患が原因で心肺停止となった人を、一般市民が目撃してから1カ月以上生存した症例の率。)は、先進国の中でも低く、5%未満だそうです。

因みに、アメリカのシアトルは30%。

かなりの違いですね。

この要因は、バイスタンダーCPR(それその場に居合わせた人が心肺蘇生法を実施すること)にあります。


是非、皆様も消防署の講習に限らず他の団体でも講習を実施していますので、プリーズ受講。


参考までにAED設置マップなるものを見つけたので、確認してみて下さい。

自分が働いている施設でもどこにAEDが設置しているか確認しておかないといけませんね。


追記

本日の講習中、搬送方を学んでいた時に、体重が重い人代表に選出されました。笑



↑これ家に欲しい。