オランダはまたしてもアルゼンチンに行くてを阻まれた

アルゼンチンはまたしてもオランダに90分で勝ちきれなかった

両者にとって互いに壁


準々決勝の予想は完璧に外した

ここまで完璧に外すことは逆に難しい
と自画自賛しておこう

フランスの連覇
2大会連続同一決勝カード
にわかに歴史が繰り返される予感がし始めた
そして日本の引き分けPK敗戦が更に脚光浴びる


グリーズマン(フランス)の勝負強さとブロゾビッチ(クロアチア)の走力には、またしても驚嘆させられる
4年の時を経て登場しても相変わらず凄い、歴史そのものと言っても良い
繰り返される歴史そのもの
彼らの活躍により、前回1回戦でフランスvsアルゼンチンの事実上の決勝と呼ばれた名勝負が生まれた
(アルゼンチンはグループリーグでブロゾビッチとモドリッチが躍動したクロアチアに敗れたため初戦でフランスとの対決を強いられた)


ブラジルvsクロアチア、オランダvsアルゼンチン
何れも死闘で凄いというより凄まじい
この2カードを通して見ると決定的に異なる点がある
「ボール保持者とマーカーとの距離」
後者の方が圧倒的に近い
このカードでファウルが増える理由は以下だと私は思う
(報じられてるヒートアップの話とは別に)

①アルゼンチンは引寄せてから交わす傾向にある
②アルゼンチンは他国よりギリギリのボールへのアタックが出来る
③オランダは身体能力高く「一歩の伸び」があり、ノーファウルがギリギリファウルになる
④オランダは技術高い南米勢に対しフィジカルコンタクトで対抗する傾向にある

よって何れがボール保持した場合でもファウル気味のプレイの率が高くなる

更に気付いたのは
「全員ポストプレイが出来る」こと
FWの選手のみならず中盤の選手も局面で出来なければ繋がらない


オランダが土壇場で同点に追い付いたプレイは、かつてアルゼンチンがイングランド戦で見せたサネッティのプレイを思い起こさせた

ブラジルのマルキーニョスのPKが直撃したゴールポストの位置
アルゼンチンのエンソ・フェルナンデスが最後に放った強烈なミドルが直撃したゴールポストの位置
これは1978年の決勝でオランダ選手が放ったシュートが直撃した位置だ

ケインがバーの上に外してしまったPKを見て、かつてプラティニが外してしまったPKを思い出した
絶対にセービング出来ない高い位置だが
激闘の中では名手でも狂いが生じる

歴史は繰り返されるのか


ポルトガルvsモロッコ
前回も1-0だった
一瞬、歴史は繰り返されたのかと思ったが
勝敗は逆でリベンジ成功
W杯史上最高打点のヘディングシュートだったに違いない