おもむろに思い出した

シーズン最終戦が近づくこの時期

2006/2007シーズン

この年、佐々木明は不調だった

第1シード外れた選手は最終戦の1つ前がシーズン最後になる可能性が大きい

最終戦は25人のみ参加可能だからだ

大量ポイント獲得が必要

迎えたスロベニアのクラニスカ・ゴラ

勝負の1戦で必ず上位

佐々木明は下位スタートから本来の滑りを見せ

表彰台にあと僅かの上位にきっちり食い込んで見せた

これが実力だ

熱い気持ちにさせてくれた

報道は悲しい程に小さかったが 

とても熱い気持ちにさせてくれた

超人スキーヤーのベンジャミン・ライヒの滑りと比較しても遜色ない

世界でほんの一握りのスーパースラローマーの1人だった



今季もまた

アルペンワールドカップの最終決戦が近づいている


僅差で4人が争う種目があるので記しておく 
いずれも、覚醒して首位を走る選手と
追う本命とも言うべき経験豊富な3人の元王者達
果たして逃げ切れるのか、という図式 

男子ダウンヒル
アレキサンダー・オーモット・キルデが1位で最終戦を迎えるが4人にチャンスある
私が思ってたところのビッグ4の中の3人がきっちり追っている
(私ちゃうやろ、誰が見ても近年偉大な4人)
流石だ 

女子ジャイアントスラローム
サラ・ヘクターは五輪に続きタイトルを獲得出来るか
同じく4人にチャンスある
追うのは元世界選手権覇者テッサ・ウォーリー
更にブルホバとシフリンの超スーパースター 

キルデとヘクターはメンタルが試される
上位に食い込めば逃げ切りだが
勝負の1戦で必ず上位
これを実現出来るのは本当に凄いことだ
ミスしたらクリスタルトロフィーが手から零れ落ちる
超凄過ぎる3人が直下にいるからだ 



最終決戦な話


高速系アルペンレーサーのビッグ4