【スピードスケート】
最終コーナーにリベンジ
マススタート決勝、佐藤綾乃は凄かった
あの状況から入賞とは、超人的かつ天才的な危機回避能力
魔の最終コーナーにも打ち勝ってくれた絶妙の技
それは密かに涙ものの感激
本人は勿論、解説者も言ってくれなかったので記しておく
完全に佐藤が王者のレースをやっていた
実力あっても好位置をキープ出来るとは限らないが、実力なければ好位置をキープし続けることは出来ない
しかも、佐藤はメダルを獲った3人よりスプリント力あるはず
高木美帆の陰に隠れてるが(隠れてないけど)、佐藤綾乃はスピードとスタミナを兼ね備えた凄すぎるスケーターなのだ
あのブレード接触が無かったらインを差していた、と断言しちゃうのだはできないが

パシュート決勝
0.001秒負けて銀より、世界のスピードスケートの進化に繋がるレースをしたと確信する
最終ラップは落ちていた、それを察知しプッシュを強めたように見えた
高木菜那のアスリートの慧眼
カナダの最終ラップは速い
プッシュがなかったら0.001秒負けていたのではないだろうか、そんな気がする、理由はシンプルだ
スーパーアスリートが察知したから
蓄積疲労の中でリンクの傷とタイミングが重なってしまったのではないだろうか
最終コーナーで起きた事のインパクトは世界的にも大きいはず
リンクの整備の水準、パシュートのルールと戦術
(パシュートはトーナメントの必要あるのかしらん?記録の勝負で良いのではないかしらん?消耗が大き過ぎると思える)
そして何より、スケートの走法の進化に繋がるかも知れない

【フィギュアスケート】
クアッドアクセルは成功した
成功以上の成功だった、と私は思う
仮にクアッドアクセルが一般的に言われるところの「成功」だったとしたら
人類史上初の技の開拓者として語られるだろう
しかし、未完成だったからこそ
もっと影響力のある存在になるに違いない
シューベルトのように偉大な存在に
良き影響を与えることを成功と言うなら
一般的な成功より遥かに大きな成功だ 

フィギュアスケートでは4回転
フリースタイルスキー/スノーボードでは1440
体操では回転ではなく捻り
文化の違いは面白い 

フィギュアスケート史上最高の捻り王子
人類史上初の1620は歴史に刻まれた