僕らの深夜高速、打ち上がり、座組は解散しました。
セルカ棒を使う笠原秀幸さん、林沙織さん、見切れてる高品雄基さん、土山、渡部拓哉さん、東ななえさん。
豪華なキャストと1ヶ月半稽古し、4公演だけど
一緒に舞台に立てて幸せでした。
フラカンメンバーの話に加え、白鳥うらんという地下アイドルの葛藤と、そのオタクとの関係を見て、自分も誰かを精一杯応援したいと思っていただけたら嬉しいです。
メイツ!を終えてから本格的に稽古合流だったのですが、
不安すぎてメイツ!の本番以外は時間見つけて稽古場に通っていました。
でも、一線で活躍している方が多く
稽古でもセリフも役もしっくりこなくて、
自分に全く満足できないまま、そして周りに見捨てられてるような気がした本番前一週間でした。
不安でいつも稽古場に居残りしてたぼくのところに榎木さんがきて、
後合流で十分稽古やれてないのはわかるけど、みんなに比べて遅れが目に見えてるから、もっと関わりある役の人や、台本も自分のところだけではなく、全体を読んで白鳥うらんがいる意味を見つけてみな。
と声をかけてくれました。
あ、やっぱりぼくって遅れてるんだな、って実力の無さが悔しかったし
今まで自分ばっかりに必死になって周りを見れてないことにも気づいて
この日から、ぼくの意識は180度と言っていいぐらい変わりました。
それから沢山うらん組は話し合ったし、
そうやってるぼくを見て先輩方である
堤さん、榎木さん、佐藤さん、東さん、鏡さん、秀さん、央登さん、主宰いとう大樹さんは
細かくアドバイスくださったり、
うらんのこのシーンは、自分たちはこういう気持ちで見つめてるから、それを踏まえてうらんとして感じてみな、
という
今まで意識してなかった他の役の感情を読み取ることを教えていただきました。
演出の哲平さんには台詞を言うときの空気感や、そもそもうらんとしての自信を持つことをずっと、何度も言っていただきました。
実際に、本番入ってからだけど、空気を感じるとか、相手の出方で言葉のテンションが変わるとか
うらんという一人の人物として存在することの大事さを実感して、
且つそれを楽しめたのは初めてだったなあ。
それぐらい、ぼくはこの舞台に出会ったことで見える世界が変わりました。
そんな一番絡んだ方々っ
沢山ビンタ練習(笑)や稽古に手伝ってくれたうらんのジャーマネ漆田ちゃん役の西原健太さん、
アドバイスをいつもくれたオタク役高品さん、
同じくオタク役だけど互いに人見知りで、本番入ってようやくお話できるようになった山碕薫太さん。
そして裏班白鳥うらん役、いせひなたちゃん。
大千秋楽はイベントであるアイドルボンバイエがあったんだけど、
その休憩中抜けだして
カーテンコールだけ白鳥うらん二人で出ました!
色々とあって、三人いるBキャストのうちぼくしかカーテンコールでなかったから
終演後に「謎のサンタコスプレが舞台にいた!」て話になってましたが、すみません、それぼくのせいです。
最年少14歳KANAちゃん。
一緒に楽屋いるのに、わざわざメールで会話したり
いちゃいちゃしてました♥
みんなのアイドルです。
オカマ役のBキャスト渡部さんも
稽古場では全く話さなかったけど、本番入ってオカマメイク見てから話せるようになった(笑)
キャリアのある方々と舞台に立つのはプレッシャーで
自分の実力の無さや色んなもので毎日悔しくて泣いたのも、今はいい思い出。
小屋入りしてからは、出演してなくても毎日劇場行くぐらい
楽しくて大好きな座組でした。
そんな座組に居れてよかった。
今だから言えるけど
本当に、本当に辛かったんだ。
共演者からの視線は痛かったし。
でも見捨てないで、いっぱいアドバイスくれて、本当に座組に支えられました。
それに、自分の才能の無さに役者諦めようかな、て思ったんだけどさ
バイトしてたほうが安定して生きていけるし(笑)
でも、役の白鳥うらんは、強い子で
劇中では辞めようと思って思い留まるのは彼女しかいないんだよね、
あとはみんな辞めちゃってて。
だから、ぼくもみんなの応援をしっかり受け止めて
うらんに励まされながら
いつか白鳥になってやろうと思います。
観てない人はなんのことだかわかんないけど、
ぼくの改めて決意表面として一人でも多くの方に見てもらいたかった作品です。
観れなかった方も
今ね、DVD予約したら
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キャスト全員のサイン入りグッズ当たったりするから、是非!
今回、本当に役に精一杯であんまり写メ撮れなかったけど
載せていきますね!!
メイツ!の写メもまだ載せきってないからなあ。
早く更新しないと!