自分こそが世界の中心、と、思っていたわけではないけれど。
少ないながらも、気の合う友達がいて、そんな人たちと日常を過ごす。
それが、当たり前のことで、それが、当然なんだと思っていた。
あの人に、出会うまでは。
当たり前のように過ごしてきた毎日。
たくさんの友達に囲まれて、いっぱい笑って、いっぱい遊んで。
恵まれた生活。
けれど、どこか空虚な関係が、そこにはたくさん転がっていて。
楽しい、けど、楽しくない。
そんな日々を過ごしてきたんだ。
あの人と、出会うまでは。
――マイノリティ オア マジョリティ?――
自分が、間違っていた、なんて思わない。
けど、あの人の日々は、あんなに輝いて見えた。
どっちが、少数派?
どっちが、多数派?
さぁ、どっち?