こみあげるおもいが透明のなみだになって


知らずこぼれおちていく


あふれるなみだは


ほおとこころの扉をやさしくたたきながら


うすよごれてくすんだ


ときの魔法を洗い流す


はじめからおわりまで


いつの日もいつまでも


絶えることなく溢れでる愛に気付いたこころは


なみだのしらせで


ゆたかにうるおっていく


うるおいみちたこころは


枯れることなくひるむことなく


なみだの川をとびこえて


あたらしいいのちの流れをつくりはじめる