この世界に平等さを求めていたころ


この世界の不平等をしり心が痛んだ


この世界に公正さをのぞんでいたころ


不公正がのさばっていることを知り絶望した


平等さも公正さも


不平等も不公正も


結局は私に備わったものさしではかった、形のない正義


誰かのものさしではかったとき、それは悪に転じるかもしれない


正義を信じるなら


正義を見据えよう


悪を厭うなら


悪を排斥してはいけない


どちらの極端も


自分の心の深さを知る度量


自身の世界の広さがこの世界の広さを決めている