木漏れ日夏を駆け抜ける車窓から ふと見上げた視線の先には うっそうとした緑の木々 重なり合った葉の間から きらきらとまぶしい日の光があふれ出し 葉の影と光の線が同じ速度で伴走する 誰の仕業かいたずらか 延々と立ち並ぶ木々の中で 木漏れ日が私を包み込み 短い幸せな夢をそっとプレゼントしてくれた