やらなければならないことをやらず
やりたいことをやらない
こんな人生をたどれば
いつか
このからだの最期のとき
大きな後悔をするだろうと信じてきた
だから
がむしゃらにやりたいことを探し
やらねばならぬことを潰していき
何がしかの達成感と満足を求めてきた
しかし突然違うことに気が付いた
やったこと、やらなかったことよりも
ひとつひとつを大事にしなかったことが
心残りになるのではないか
全く的外れの思いは
同じ道筋をたどり
また同じ環をぐるぐると回り続ける
一つ一つ、一人一人の大切さを心に刻み
深い愛を惜しみなく与えることで
後悔を退け
あらたな道が開けてくる