たったひとつの命に


ひとつの体があって


ひとつの時間枠があって


ひとつの人生になる


人生は


沢山のこまが集まったセル画の集まり


必要ならば紙芝居のように一枚一枚取り出して


人生を見直してもいいだろう


けれど大切なことは


振り返って懐古趣味にはしることではなく


ひとこまひとこまを


自分の手で切り取って作り上げ、彩り構成することで


自身の人生を完成させる自負を持ち続けることなんだ