一足飛びに答えを得たい


一足飛びに結論に飛びつきたい


そんな焦燥感に駆られ


答えと思しきものに飛びついても


それは求めている答えそのものではない


行きつ戻りつ、


相反する答えを食らい


その甘さと苦さに思考をめぐらし


反芻することで


熟成していくものの中に


本来の輝きを持った何かが現れ出でるのだ


焦る事はない


迷うこともない


何かが、何かを、間違っているわけではないんだ


一足飛びではなく一足ごとに歩みを運べよ


愛しきわがたましいよ