君は幸せな子供だったか?ときかれたら


どうだっただろうと言うしかない


君は幸せな子供かい?と聞かれたら


そうだねと素直に言える


子供の頃の目線で見た世界は


とてつもなく歪んでいたり理不尽だった一方で


純粋な愛も注がれる不思議な時空間だった


存在理由もわからず、生きるのが嫌で仕方なかった子供の頃


大人になってから振り返ってみた子供の私は


ただ懸命に生きた両親のひたすらな愛の中で


守られはぐくまれた子供であった


存在理由などいらない、ただいるだけで愛しい子供


そこには、あったはずの歪曲も理不尽も存在せず


ただ純粋な愛しかなかったのだ


私は愛されている子供であり、今もそして将来もそうであり続ける


たとえ幸せな子供でなかった人も


幸せな子供であり続けることはできるだろう


そこに純粋な愛があることに気が付いたそのときから