2020年の最初の月にヒーリングを受けたいと思いました。
目的は、変化を恐れる感情の軽減と、私を長年苦しめてきたある感情のヒーリングでした。
最初はスカイプでのセッションを希望しましたが、スカイプでは音の遅れなどで受け取るヒーリングがヒーラーさんの実力大でなくなってしまうことを危惧したため、実際に出向いて対面セッションを受けることにしました。
セッションの前の準備として、アニーさんの個人セッションを受けることでどうなるのかというところを何度か読み返しました。
自分の中にある波動を変化させ、ブロックを取り除き、ヒーリングを起こすことで現状(創造)を良い方向に変化させられるとのこと。
HPには、以下のような対応と期待できる効果が書いてありました。
〇徹底的なアドバイス。職業、人間関係、スピリチュアル、感情など、どのようなテーマにも答えます。
〇LUMAやメッセンジャー・オブ・ライトから完全なエネルギーを受け取り、愛に満たされる。
〇感情的なブロックの理由とブロックの除去。
〇本当の自分との統合。
〇自分自身への愛。信頼。
〇波動が変わることで、あなたが創造している現実が変わってきます。
〇どこでも得られない深い認識と答えをもたらす。
〇問題の本当の理由とそれを解決する方法。
〇私たちが望む欲求やほしいことから私達を分離させるものについての深い理解を生み出す。
〇グラウンディングした、ポジティブな未来に向けて細胞のプログラミングを再構築する。
〇ライフパーパス(人生の目的)を明確にする。
〇自分の価値を気づかせる以上の気づき。
〇自分の現実に変化を生み出すための自信。
〇愛と喜びのレベルを新しく、また深く発展させる。
〇自分の夢を生きられるように各自に力を与える。
〇トゥルーセルフ(本当の自分)になるために、より自由になる。
〇神、女神からの才能を十分に理解する。
また、今の状況と気持ち、聞きたいことを手帳にメモして書いて行きました。
また、セッションの様子を録音できると書いてあったので、録音のためにiPadを持参しました。
部屋の入口、ドアの前に「通訳者さんが呼び出しますので、時間までお待ちください」といった内容の紙が貼られていましたので、少しの間待っていました。
するとドアから顔を出して笑顔で名前を呼んでくださったのは、アニーさんご本人でした。
失礼かも知れませんが、お写真や動画を拝見するより、随分と美しく見えるなぁと思ったのが第一印象です。
にこやかで明るく、人懐っこくて親しみをいっぱい感じてしまう温かな雰囲気でした。
個人セッションはまず対面で座り、袋に入ったたくさんの石のうちの一つをプレゼントしてくださるところから始まりました。
私は誕生石でもある濃い紫色のアメジストを選びました。
さっそくアニーさんのLUMAとのチャネリングが始まりました。
深くて長い深呼吸の音が聞こえて止まり、チャネルが完了したことが分かりました。
あいさつをした後、LUMAが私の状況を聞いて下さったので、変化に対する恐れを具体的な状況と一緒にお話しました。
それは、手帳の最初に書き付けたメモの部分でした。
LUMAの答えは明確で、躊躇がありませんでした。
私が答えとして受け取るであろうと予想していた内容よりも、もっと明るく希望があり、
ワクワクさえ感じてしまうほどの未来をはっきりと伝えてくださいました。
恐れや不安があって当然だけれども、自分を愛するための行為は
あなたに数々の奇跡(魔法)を与えますとまで話してくださいました。
また、変化につきもののカオス(混沌)についても、言葉で表してくださいました。
カオスがあればあるほど、急激な(良い方向への)変化を意味しているとみなしましょう。
カオスをコントロールしようとしないで、流れに任せていてください。
あなたは宇宙やハイヤーセルフにサポートされています。と、伝えてくださいました。
次に、仕事に関して、必要な学びをそこから得ているということをはっきり伝えてくださいました。
それは、私が二番目にメモした質問部分の答えでした。
必要な学びを習得するために、今の仕事を大切にして感謝し、楽しく仕事をさせていただこうと改めて思いました。
それから、私に賞賛のお言葉をくださいました。
私の持つ様々な良いもの・・・この時は自分では信じることができないほどの良い要素を伝えてくださいました。
私が「とんでもありません。私は恥ずかしいことばかりです」と謙遜ではなくて、正直な気持ちを伝えると、「いえ、あなたは本当にそうなのだから、信頼してください」と、力強く言われました。
実は、この日もっともしてほしいヒーリングは、
「私の、自分を恥じる気持ちを癒してほしい」という内容でした。
LUMAと私の意志とが、自然とそちらの方へ導いてくださったことが分かります。
LUMAが私を賞賛し、私が実際に恥じることで、このセッション中で「恥の感情を癒す」方向へと導いてくださいました。
私は、恥という感情には、二種類あると考えています。
一つは、人目や体面を良くしたいという気持ちから来る恥。
「標準」や「出来の良さ」に重きを置くことから生まれる、失敗した時の恥ずかしい気持ちです。
もう一つは、自分の存在そのものや生まれてきたことに対する恥。
鏡や写真で自分を見ることに抵抗を感じ、失敗は恐れないものの自分の言葉やしぐさなどちょっとしたことで自分を消してしまいたくなるほど恥ずかしいと思ってしまう、大きな恥の感情です。
そのため人前に立つことや写真を撮られることにいつまでも慣れることができず、緊張が続きます。
私は、この二つ目の「恥」に悩まされ続けていました。
自分を消してしまいたくなるほどの恥。
鏡はもちろん嫌いで、普段からトイレの鏡まで避けて通ることが多かったのです。
自分が完ぺき主義だから?と、これまで、自分で気付くこともありました。
完ぺきを求めても、必ず失敗します。
私の完ぺきは、女優さんのような見た目(私と全然違う)や立ち居振る舞い、イエス・キリストのような人柄や知恵、斎藤一人さんのような考え方や言葉・・・
そんな「完璧」がミックスされて、ますます自分を恥ずかしく思ってしまっているのかもと、思い当たりました。
人はそのままですでに完ぺきな存在なのだと、あちらこちらのスピリチュアルの本には書いてあります。
自分の完ぺきさを認めよう!と、書いてあるのです。
頭ではその理屈を理解しており、自分を認める作業を続けて昔と比べて大分薄らいできていますが、それでも、どうしても毎日たくさん浮かんでくる恥の感情に、悩まされ続けていました。
かつて、「知識で起きるヒーリングがある」と気づきましたが、
今、知識では得られないヒーリングを求めていました。
LUMAは、
「あなたの恥を癒すには、恥を親に返す必要があります。親に返し、親はまたその親に返し、・・・と何世代にも渡って恥を返す必要があります」
と言われました。
恥は他の感情と違い、親子で受け継がれていくもののようです。
ときには意図的に「恥ずかしいと思いなさい!」と伝えられることもあります。
そして親がなぜ恥を子どもに押し付けるかというと、
自分の恥を消してしまいたい(持って行って欲しい)からだと言われました。
しかし、そんなことは出来ません。
子どもはただ親から「恥」を受け取り、感じて、それをまた次の世代に渡してしまいます。
だからといって、親が持つ恥は消えることなどないのです。
そういえば、私は自分の娘に誇りを感じつつ育ててきたのにも関わらず、
私の娘は自分自身をひどく恥じていることを思い出しました。
意識的であったとしても、無意識であったとしても、
恥はエネルギーとして伝搬していくものなのだと、確信しました。
そしてその恥を癒すためには、
親に恥を返す作業をするのが良いとLUMAは教えてくれました。
自分にこびりついている「恥」を剥ぎ取っては投げるということを
イメージで行うことを教えてくれました。
私と同じ恥を親が持っていたとしたらそれも大変辛かっただろうと推測できるので、
親のヒーリングをこっそり行おうと考えていたら、
LUMAもその方法を言葉で伝えてくれました。
私の言葉にしない気持ちをすべて察してくださるLUMAです。
(他の星の存在たちは、テレパシーで会話しているので、それができて当然です)
そして、恥にまつわる私のインナーチャイルドの声をアニーさんがチャネルして(鏡となって)聞かせてくれました。
インナーチャイルドは一通り激しく怒った後、ウワーン!ウワーン!と、激しく大きな声で泣いていました。
私はその様子を、祖母の前で糸が切れたように泣き続けていた小さな子ども時代の私の様子によく似ていると思いながら見ていました。
祖母に対し、大声で泣くことで迷惑を掛けてしまったことを、今でも記憶しており申し訳ないと思っています。
でも、私はその時、そうするしかなかったのですね。
そしてまだ、目の前で私のインナーチャイルドは怒りながら、大きな声で鳴いていました。
「私に恥を押し付けないで!!」「私を脅して、おとなしくばかりさせないで!!」って。
今、こうして書きながらも、動揺して涙が出てきます。
そして「もう恥じる必要はないんだ」と安心した気持ちも芽生えています。
その後アニーさんは、私のインナーチャイルドから離れ、別の存在とのチャネルが始まりました。その存在は、これまでとはまったく違う尊厳のある声音で、私を励ます大切な言葉をくださいました。
詳しく書きませんが、本当に、ありがたく思っております。
こうして感動しつつセッションが終わり、アニーさんからLUMAが離れ、
アニーさんが話しかけてくださいました。
アニーさんもLUMAも、この出会いを心から喜んでいることを伝えてくださいました。
私も、本当に嬉しかったですし、安心しました。
セッション直後は、まだ緊張感が少し残っていたものの、今は深い喜びと信頼を感じております。
アニーさんと長くハグをして、お別れしました。
そしてセッション後、最初に自分の変化に気付いたのは、他でもない私自身でした。
自分の言葉に力強さと率直さと明るさが感じられます。
今までの緊張と迷いを含んだ言葉ではなく、はっきりと言葉を出せる感覚(ゆとりのある気持ち)が分かりました。
また、怖がらないで鏡を見られるようになりました。
鏡に写る自分を「みにくいなぁ」と思わずにいられます。
職場では変わらず言葉を選んで発していますが、それでも自分の言葉にあいまいさが消えている感じがしています。
まだセッションが終わって4日目なので、これからの変化が楽しみです。
そして一昨日、久しぶりに会った友人に「きれいになった!」と驚かれながら言われました。
私のことをあまり知らない職場の業者さんにも同じ言葉を言われたので、本当にきれいになったのかも知れません。
目に見えて外見が変化したのだとしたら、すごいヒーリングのパワーです。
自由になることとは、自分に嵌めていた「型」を外すことだと思っています。
型は色んな「気持ち」から生まれるものなのですが、私は今、恥というもので作ってしまった「型」を消すことが出来つつあるようです。
それは「知識」からではなく、不思議なヒーリングのパワー(波動)からもたらされました。
さっそく娘にも伝えて、「恥をお母さんに返してね!ちゃんと浄化できるから、安心してね!」とお願いしました。
このようなアニーさんの素晴らしく感動的なセッションを受けることができ、
感謝の気持ちでいっぱいです。
これから何度か録音したセッションを聞き返します。
そうやって、本来の、確固たる自信と力を取り戻します。
最後に、もう一つセッションで聞きたいことがありました。
それについては、時間が足らなくて質問が出来ませんでしたが、
とっさに自分で出していかねばならない答えなのだろうと理解しました。
もしかすると、別のタイミングで聞かせてもらえる答えなのかも知れません。
アニーさんとLUMA、素晴らしい通訳をしてくださった通訳者さん、そしてセッションを企画してくださったVOICEさんにも
心からの感謝の気持ちを込めて。
michel kwanによるPixabayからの画像
スピリチュアル心理カウンセラー 隈元麻愉美
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