2022-01月号

 

 

新年、あけましておめでとうございます。

昨年はお世話になりました。本年も、よろしくお願いいたします。

 

 

 

新型コロナ到来以後、新しい生活様式も含め、しばらく低空飛行で頑張っている社会です。昨年は、どんな年だったでしょうか。今年は、すぐには思う様で無くても、やがて良い兆しをつかめる1年となるように願っています。

 

 

 

年末は、あまりにも忙しくて、半ばハチャメチャでしたが、辛うじてみかんの注文までは出来たので、みかんが届きました。みかんは、小粒で、訳あり品ですが、産地のもので、とても美味しく、これから春までみかんとともに過ごす感じです。お正月、おせち料理を食べたら、あとは、少し気分転換になるもの、胃腸を休めるようなもの、負担感の少ないお正月という過ごし方も良いかもしれません。

 

 

 

<きゅうりと長芋のたたきのレシピ>

 

きゅうり 1本

長いも  5cm

梅干し 2~3個

塩     適宜

みりん 少々

かつおだし(だしの素)

 

 

梅干しは、種を抜いて包丁で縦横みじん切りにします。

 

キュウリは洗ってヘタを落とし、長芋は皮をむいて、縦4等分程度に、スティック状にします。包丁を横向きにして、包丁の腹で、これからを平らに叩いていきます。ヒビが入ったあたりで、適当に小分けにして、きゅうり・長芋をボウルに取ります。軽く塩を振り、かつおだしの素、さきの梅干し、みりんを加えて和えます。器に盛り付け、お好みで、けずりぶしを散らしても良いでしょう。お酒の肴としては、梅干しのかわりにわさびを加えても良いかと思います。

 

 

 

<すりながし汁のレシピ>

 

長芋 10cm

だし汁(昆布・カツオその他)

ごぼう 少量

ニンジン 少量

卵 1個

みりん 少々

ごま油

塩コショウ 適宜

 

 

長芋は皮をむいてすり下ろします。

 

ごぼうと人参は、3から5cm程度の細いスティック状に千切りします。ごぼう&にんじんは、お好みですが、少量で大丈夫です。テフロン加工等の鍋にごま油を引いて、ごぼうとニンジンを軽く炒め、すぐにだし汁とみりんを加えます。煮立ったら、卵を溶き入れ、かき玉汁の要領でキメの細かいかき玉にします。塩コショウで味を調えます。長芋を鍋に加えて、すぐに火を止めます。色どりに、三つ葉などの青菜を上に載せても良いでしょう。

 

 

 

かき玉は、さいばしを、6本くらい手に握って混ぜると、キメが細かくなるとも聞きますが、短い箸でやろうとすると、ズバリ、手が熱いです。

 

 

 

このごぼうなどの具は、触感の違いをうまく組み合わせて、深みを出しています。ごぼうが無いというときは、きのこにしてみるなども、可能です。

 

 

 

いつも、お正月になると、日本全国のお雑煮が気になります。自分だけの新雑煮、というのを開発してみるのも、イイかもしれないですね。それは、もしや、このすり流しに餅が入っているやつかもしれないですね。

 

 

 

今回余った長いもと餅は、バター醤油でソテーして(餅は一度焼いてから)食べるなども美味しそうです。料理は、イマジネーションとクリエイションの芸術の世界へ行けます。

 

 

 

今年も、楽しい食を極めてまいりましょう。良いお正月をお過ごしください。