摂政とは、君主制国家において、君主が幼少、女性、病弱である等の理由で政務を執り行うことが不可能、あるいは君主が空位である場合に君主に代わって政務を摂る役職のこと。
日本での有名な摂政は、「聖徳太子」ですよね。
その女性天皇。現在はいませんよね。
現行の「皇室典範」の第一章一条にこう書かれています。
【皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する】
つまり、現在では女性天皇は認められていないわけです。
過去はどうだったのでしょうか。
歴代の女性天皇は10代8方居られます。
推古天皇、皇極天皇、斉明天皇、持統天皇、元明天皇、
元正天皇、孝謙天皇、称徳天皇、明生天皇、後桜町天皇です。
なぜ10代8方かというと、2方は一度皇位を退かれてから、もう一度即位しているからです。
皇極天皇=斉明天皇、孝謙天王=称徳天皇と、同一人物です。
話を摂政に戻します。
このなかで、摂政がいたとされるのは4名だけ
(推古、斉明、明正、後桜町)。
8方中4方。つまり半分しかあてはまらい。
条文の書き方が教科書等に掲載されているから、間違っていないけど
変えた方がいいのでは?と思っています。
何せ皇室典範改正しない限り、女性天皇は誕生しないのだから。
あと過去も半分しかいなかったから。
※今後、皇室典範改正される日が来る可能性もありえます。
そうしたら愛子様が天皇になるかもしれません。
そうなったら、悠仁様には摂政に頂くのがいいでしょう。
最後に。
摂政と関白では、どちらの方が偉いイメージがありますか?
摂政は「天皇の代わりに政治を行う」のだから、最終決定権を
持っています。
関白は「成人した天皇の相談役」なので、最終的な決定権は
あくまでも天皇
なので摂政のほうが偉いのでしょう。
が、
教科書等には関白が「実質的な公家の最高位」と記述されてい
ものも多いのも事実です。
結局どちらがエラかったのでしょうか?