よく、医者の友達から若いときは死ぬほど働いた、安い金で、って、話を聞きます。
でも、そんなの我々も同じでした。
入社後の4、5年間は朝8時~平均23時まで会社にいました。
土曜日も、下手すると日曜日も。
残業代ゼロで。

でも、今は、違います。
年俸制の管理職は、部下の残業時間をまず管理しないといけません。
仕事を持ち帰らせることも、もちろん許されません。
まともに働いている管理職は、夜中まで、まぁ、個人差はありますが、土日も大抵パソコンを持って帰ります。

医者の世界が依然として昔のままだとしたら、これまた、根本的に改善が必要な、非常識な世界と言わざるをえません。

医者の世界にだって、『労働基準法』が適用されて当然です。
パワハラも、セクハラも厳しく管理されないとなりません。

高校まではひたすら勉強して、そのあとは旧態依然とした極めて狭い閉鎖社会で、ひたすら忙しく育った医者は、患者の心、いや人の心がわからない人間に育っていくように思えてなりません。

医者をみてると、若い頃一生懸命勉強して、その地位を得て、働いてきたんだから、俺は偉いんだ、金もあるし、ステータスもあって当然だって、一般庶民とは違うんだというオーラを放っている方が多数見られます。

患者の心がわからない、人の心をわかろうとしない医者は、医者である資格がないと思います。
リカちゃん人形を相手にしているわけじゃなくて、心を持った人間を相手にしていることをわかってない、相手に出来ない医者が多すぎます。
自分の実態件+闘病生活を通じて知り合った患者は異口同音に唱えます。
思い起こすと、私は、倒れる前、自分が医者とは無縁だった頃、身近な医者の友人に『本当にお医者様だよなぁ、よくそんなんで社会でやっていけてるよね、まったく。』
そう、私は、倒れる前から医者という人種をどうにかしないとダメだということに実は気づいていたのです。
ズレてますもん普通の世界から・・・