麻央ちゃんが逝ってしまった。

麻央ちゃんのブログはずっと読んでいた。
麻央ちゃんに絡めて、この俺のブログの原稿を書きかけたことも何度かあった。

自分が真のどん底に落ち込んでいた時は、読むことすら出来なくなって、後からまとめて読んだこともあった。
彼女からは
『生きたい!』
っていう強い思いが、いつも、伝わってきた。

だから、
『代わってあげたい』って、ずっと思っていた。
彼女は、俺の体だって、何の迷いもなく取り替えっこして生きることを選ぶはず。
彼女には、まだ置いていくわけにはいかない、子供達がいる。

俺は、苦しむのは嫌だから、体を取り替えっこすると同時にチューリッヒに飛べばよかった。
ほんの2~3ヶ月前まで、心の底から、真剣に、ずっとそう思っていた。

麻央ちゃんがブログを書き始めた頃は、まだ、自分が死神に取りつかれる前だった。
彼女のメッセージを読んで、情けない自分の姿と較べて、
『死と対峙して闘う方がまだましだ』
って、羨ましく思ったことも幾度となくあった。

先月も麻央ちゃんの事を書きかけて、やめたことがある。
『ごめんね、麻央ちゃん、もう代わってあげたく無くなった。』
っていう、自分にとっては前向きな草稿を仕立てたのだけれど、不謹慎と思って没にした。

麻央ちゃんは俺に立ち直る力を与えてくれた。

ありがとう麻央ちゃん。