2015年8月29日(土曜日)
朝起きて、昨日とは別のプリンを食べると、昨夜に続き、変な味。
ここで気づいた、味覚がオカシイ。
小雨の中、自転車で濡れながら、予約をしてあった歯医者へ。
指先がちょっと痺れているのに気づき、あれっ? っと思ったが、そのうち治るだろうと気にもとめなかった。
歯科診療を終え、ちょっと雨が強くなっていたので、一旦アパートに戻って、今度は傘を差して、下痢の薬をもらっていた内科へ行って、味覚の問題の相談。
『下痢が続いていたので、亜鉛不足になっているのかもしれない、味覚障害は耳鼻科に行きなさい』と言われ、今度は耳鼻科へ。
『味覚障害は、なかなかわからないんですよねぇ~』ともかく、なんらかの薬をもらって家に帰って飲んだんだけれど、なんかダルくてゴロゴロ。
夕飯は冷凍パスタを食べて、白ワインを飲んで、すぐに寝た。
ともかくダルくて、頭もちょっと痛くなっていた。
熱もあったんだと思う。

2015年8月30日(日曜日)
朝からだるく、熱っぽく、頭が痛くて、手足の動きがなんか変だった。
ラインでそんな状態を友達に伝えながらずっと寝ていた。
突然ラインが途切れたと、友達が心配して来てくれたのが、13時頃。
グッタリしてドアを開けた俺の姿をみて、有無を言わさず上尾中央総合病院の救急外来に送り届けてくれた。
この段階で、指に力が入らず、受付時名前が書けず、受付のお姉さんに書いてもらう。
血液検査・尿検査・脳のMRIを撮って異常なし。
点滴2本を打ってもらい、タクシーでアパートへ帰る。
すると、階段を上る足がもつれる。
なんとかよじ上って部屋に入って、布団に倒れ込んだ。
少し寝ていたのか? 記憶は定かでないが、20時頃、カロリーメートを食べようとすると、袋が開けられない。
身体中が動かなくなっている気がした。
絶対にこれはオカシイと危険を感じタクシーを呼んだ。
へたりこんでいる自分を見て、二階まで上がって来てくれた運転手さんに、救急車を呼んだ方が良いのではないか?と言われたが、既に、昼に上尾中央総合病院を受診していることを伝え、抱えられるようにして階段を降りて病院へ。
タクシーから車椅子に乗せてもらい再受診。
待っている間に友達から、それはギラン・バレー症候群かもしれない!というラインが入った。
14時頃受診した先生に、その後の症状と、ギラン・バレー症候群という言葉を伝えると、
『よく、そんな病名にたどり着きましたねぇ、ともかく家には帰れそうもなさそうですから、入院してください』
となった。
髄液を採取され、排尿障害も起こしていたため、管を入れて取られた小便は650ccあった。
右手握力10kg 左手握力2kg
まだ、携帯はいじれていて友達に報告した記録が残っていた。
夜遅くに奥さんも駆けつけてくれた。