俺は、いま、入院中の身です。

入院19ヶ月目。
やっと、今月末で退院の予定。
だけど、治ったわけじゃない。
重い重い後遺症が残ったまま、これ以上健康保険を使っての入院が継続出来ないため、追い出される。
退院した上で、まだまだこれからもリハビリを継続することになる。
とてもじゃないが、まだ、社会復帰を語れるところまで回復していない。

現時点の俺は、四肢麻痺+言語障害を抱える、身体障害者以外の何者でもありません。
ギラン・バレー症候群、聞いたこともない病に倒れたのは2015年8月30日のことでした。
退院を前に、この1年半の出来事を発症時から順を追ってまとめていくと同時に、これから先に起こること、
そして俺の行く末をこのブログに残したいと思います。
このあと障害がどこまで改善されるのか、はたまた、今と対して変わらない重度の障害を残したまま社会に戻っていくことになるのか。
それとも、社会に戻ることは諦めて、引きこもって一生を終えるのか。

今の俺は、
脚は、立てず、歩けず、立ち上がれず。
手の指は、掴めず、摘まめず。
口は、舌と左頬に麻痺が残っていて、イ段、カ行、の音がうまく発音出来ないでいます。

53歳のおやじが、自分のおかれた境遇に、悲しくて、悔しくて、辛くて、自分が憐れで、毎日のように、涙して過ごしています。