こんにちは。
というわけでモード「ロードトリップ」をクリアしたわけですが。
せっかくなので終わりたての感想を述べていこうかと思います。
かなり適当なことをつらつらと。
がっつり本編に触れる&スクショバチバチ張っているので、もちろんクリア後の閲覧推奨です。
お話、全体として面白かったです。
レース主体のゲームでこれだけ大きな軸の物語が描かれるのはかなり珍しいと思います。
エアライダー自体、桜井さんが本腰入れて関わるカービィシリーズとしての顔があるのかもしれません。
そういう物語を描く上で、ゲーム全体のチュートリアルを含め大きなリソースを投入せずに作ったのも素晴らしい。
これがないと、ゲームとしての進化は著しくても突然エアライド、シティトライアルに入らないといけないので、ゲームに感情移入する時間が得られないと思うのでそういう意味でも重要な役割でした。
というわけでロードトリップの感想です。
○半生命体ゾラとエアライドマシン
長い時を経たゾラと、願いを聞き届けた夢の泉。
そしてそれを実現に向かわせたギャラクティック・ノヴァ。
ゾラは今作初の存在ですが、他の要素は過去作からの要素。
ということはどういうことかというと、旧作エアライドはノヴァの下準備期間、ということになってしまいますね。
今になってスーパーデラックスの話に触れられ、エアライドマシンの出自について語られるとは思いもしませんでした。
▼ギャラクティック・ノヴァには狙いがあった
○願いとインフラの支配
ゾラの願いは、自らの足で自由に走り回ること。
そのために無限に製造され続けた、エアライドマシン。
動力を必要としないマシンはポップスターでの生活に革新をもたらしていきます。
目的を達成するためにまずマスに叡智を与え、上澄みの才能のある個体を利用する。
なんかさらっと語られているものの、なかなか邪悪度合いの高い戦略です。
市場の裾野が広ければ広いほど、高みは高くなるのはゲームの世界ではプレイ人口や売上数でも語られていること。
▼最近よく相棒になるバンダナワド。代表としてレースに出場するような感じでしょうか。
○エアライドマシン
趣味なのか需要なのかは分かりませんが、マシンの性能も用途も違うのも面白いですね。
全てのベースとなるワープスターは、他作品に出てくるワープスターとは似て非なるものですが、星の戦士の乗機として認知されているものなら、それを量産モデルとして作ってみたものなのかも。
▼通常のワープスターとはや乗り方が異なるので、のりもののモチーフとして選ばれた可能性。
エアライドレースがある程度のバランスを保たれているのも、フェアな競争こそ市場の健全な成長に繋がる(=様々なマシンに使用の需要が生まれる=更なるマシンの普及が見込める)からなのかも。
▼今作から増えたマシンは昨今需要が生まれたものとすると、バトルチャリオットなんかはちょっとものものしい。
伝説のエアライドマシンと呼ばれる二機は、他のマスプロダクトモデルと違い一機ずつしか無いのかもしれません。ギガンテスも一機しかないので。
となると、ギャラクティック・ノヴァがインフラの手段としてマシンを量産するにあたり、アイコンとして参照したのはワープスター、機能性の源流としては伝説のエアライドマシンを参照したのかもしれないですね。
▼今作最大の興奮シーン。
○悲劇の戦士ノワール・デデデ
そして、意思のあるゾラにとっては、とても皮肉な結果となってしまっているのが趣深く苦しいところ。
姿を借りているノワールデデデは、おそらくモノクロのカービィ…GB初代の「星のカービィ」のデデデ大王でしょう。
となると、発売順から考えて、ゾラが意思を宿したのはその頃…エアライダーはカービィの色々な物語の時間軸を跨いだ物語ってことですね。
自らの願いが形になったものが、星の存亡を脅かしてしまうくちおしさ。
自分のために生まれたものを自分で壊さなければならない悲劇は想像を絶するものでしょう。
そして、その幾度もの妨害を超えていくロードトリップの走者は、ノワデデにとっては本当に驚異だったことでしょう…。
▼あまりにも可哀想なスターマン
○星の戦士としての使命と多様性
今回、時代にも即していて面白いなと思ったのは、全てのライダーでロードトリップを遊べること。
勿論、システム的に遊べて当然という話はあるんですが、それはそれとしてまあちょっと聞いてください。
今まで、一部の作品を除くと基本的にはカービィが選ばれし者として色々な問題を解決することが多かったです。
今作では、彼方を目指すものはギガンテスからの通信に気付いたもの達なので、十数人のライダー達がいることになります。
厳密には彼らも才あるものとして抽出されていますが、それでもキャピィやロッキーでポップスターを救えるというのは凄いこと。
選ばれしものは一人じゃない、というところに、時代に即したアップデートが感じられました。
▼誰でも意思の力が強ければナイトメアと一人で戦える
○真エンドと通常エンド
ここまでまことしやかに時間軸の話をしてきましたが、エンディングが2種類あるのでなんとも言い切れず、なんかそうかもしれない、位の妄言ではありますが。
変な話、通常エンドはギガンテス破壊+ノワールデデデ消滅+ノヴァ撤退なので、この方がスパデラに時間軸的には続けられるんですよね。
というのは身も蓋も無いですが、やはりノワールデデデの悲しみの戦士っぷりがあまりにも可哀想なので真エンドの方が正史であってほしい…。
○まとめ
言いたいことはちょっと言えたのでまとめですが、想像していたより文脈が強く、濃密なストーリーモードでした。
これだけ考察(妄想)のようなものを考えてしまうのは、こうして考えられることまでは想定されている→ある程度破綻のないロジックで話が組まれているだろう、というゲーム側への信頼の話ではあります。
ちなみに、今回ボス敵としてモチーフになっているマルクはニンテンドーオンライン、ゼロツーはニンテンドーオンライン追加パックに登録すると遊ぶことができます。
レトロハードのカービィはこのプランで結構遊べるものが多いので、過去作がきになる方はオススメです。
エアライドを始めましたが難しくて中々通信対戦に勝てないので、フリーランで練習して上手くなります…というところで今回はこんなところで。